高校生によるセルフケア啓発動画制作授業の様子

高校生たちが学ぶ新たなセルフケアの知識

東京などの高校を対象に、第一三共ヘルスケア株式会社が実施した出張授業では、「健康課題」への理解を深めるため、このプログラムが展開されました。生徒たちはセルフケアの重要性を認識し、自ら動画を制作することで知識を深め、同世代に発信する役割を果たしました。

セルフケアアンバサダーとしての挑戦

今回の授業は、受講した生徒たちに「セルフケアアンバサダー」としての役割を与え、彼らにセルフケアの正しい情報を発信する力を育むことを目指しました。生徒たちは、スキンケアやオーラルケア、市販薬の選び方といったテーマについて、4〜5人のチームに分かれ、各自が異なる視点で動画を制作しました。これは、情報が氾濫する現代社会で、彼ら自身が正確な知識を持ち、人に伝えるスキルを身につけるために重要な経験となりました。

真剣な姿勢で臨んだ出張授業

9月11日、東京の中村中学校・高等学校と成女高等学校の合同授業で、生徒たちが制作した動画が発表されました。授業を担当した岩城マネジャーは、インターネットやSNSの影響を踏まえ、正しい情報を見極める力を養うことの重要性を強調しました。「皆さんが自らの知識や経験を基に、同世代にどう伝えるかを考えてほしい」と期待を寄せました。

生徒たちのクリエイティブな取り組み

動画制作では、各チームがユニークな発想を活かし、試行錯誤しながら表現を工夫しました。内容や構成の明確さ、信頼性や楽しさを評価する審査では、「食生活・栄養のいろは」チームと「スキンケアのHow to」チームが高く評価され、特に「スキンケアのHow to」が総合部門で1位に輝く結果を得ました。発表中は生徒たちのクリエイティブな表現に会場が盛り上がり、笑いや納得の声が飛び交いました。

受講生の感想と教師の視点

参加した生徒たちは、今回の授業を通じて新たな知識を得たことを喜び、クラスメートにも教えたいと意気込みを見せました。また、教職員からは生徒たちが情報を正しく取り扱う姿勢に感心する声が寄せられ、「このプログラムは生徒にとって大きな経験になった」と評価されました。

今後の取り組み

第一三共ヘルスケアは、正しいセルフケアの知識を広めるべく、出張授業を含むさまざまな啓発活動を今後も継続していく方針です。「セルフケアの重要性を再認識させ、新たなアンバサダーを育てることがこの活動の目的です。」「自分の健康を守るために必要な知識を身につけ、情報発信者になって欲しい」と尽力する意向を示しています。