防災とテクノロジーが融合!Meta Heroesの新たな挑戦
2025年5月28日、大阪・関西万博のEXPOホールで行われる一般催事「防災万博」において、株式会社Meta Heroesが新たな防災アプローチを発表します。「防災は教えられるものから、自ら学びたくなるものへ」という理念のもと、最新のメタバース技術とAIを駆使した体験型防災学習を提供。
本セッションでは、仮想空間での地震避難シミュレーション、映画と連携した防災クイズマップ、AIによる行動診断など、楽しさと効果を両立させた「学びたくなる防災DX」を目指します。
セッションの目的
本セッションは、私たちの日常に防災意識を根付かせる方法を探る場です。「教え込む防災」から「自ら体験し、理解し備える防災」へとシフトし、子どもから高齢者まで全世代が参加できる内容となっています。これにより、地域社会全体が防災に関与できる環境づくりを目指します。
発表内容
防災メタバースの最新デモ
Meta Heroesが開発中の防災メタバースを体験できるデモを展示します。仮想空間での「もしも」を体感することで、現実に即した防災準備が可能となります。
地震防災シミュレーション in 大阪北摂
千里中央エリアを題材にした地震防災シミュレーションのシナリオ型コンテンツを実施。地域住民が実際に自分の街を舞台に防災を学ぶことができます。
映画とゲームのコラボ
直木賞受賞作の映画『少年と犬』と提携し、「ペットと共に生き延びる防災」をテーマにしたFortniteマップが登場。ゲーム内で避難行動を選ぶことで、楽しみながら防災知識を身につける仕組みが取り入れられています。
地域防災のAI活用
アローサル・テクノロジーと共同で、地域に根ざしたAIの活用法を紹介します。具体的には、商店街でのデジタルID技術による地域活性化や、防災アプリのメタバース化、AIと生成AIを用いた避難行動支援の取り組みなどが発表されます。
新しい防災DXのかたち
この取り組みは、地域社会の防災意識を高めるだけでなく、防災を専門知識に頼るものから、日常生活に必要なスキルとして位置付ける変革を提案します。特に、子どもでも楽しめるストーリー性とゲーム性を兼ね備えた体験を通じて、学びに対する興味を引き出します。
また、地域名や実在の建物を素材にしたリアルな自分ごと感を提供し、AIによる個別対応の学習設計を進めることで、より多くの人々が防災に対する意識を高める環境を整えます。「動物との共生」「聴覚障がい者対応」など多様性を意識した内容も重要視されています。
Meta Heroesの紹介
株式会社Meta Heroesは、メタバースやAIを駆使して社会課題の解決を目指す企業です。設立以来、地域創生や防災機能を持ったメタバースの設計に取り組んでおり、2024年からは大阪で教育スペース「Hero Egg」をオープン予定です。
今後も教育、医療、防災など多岐にわたる分野で、次世代のHEROを育成し、社会に貢献していく取り組みを進めていきます。