光文社が80周年を迎えるにあたり、新たなプロジェクトを発表
光文社は2025年に創業80周年を迎え、この機会に全国の書店と学生をつなぐ新たな企画「出前授業」を展開します。このプロジェクトは、書店を通じて著者たちの魅力を学生たちに伝え、読書の楽しみをより多くの人々に広めることを目的としています。
出前授業の内容とは
「出前授業」では、光文社の人気著者や話題の本の著者が各地の学校に出向き、その作品やテーマに深く掘り下げた講義を行います。学生たちは本には書ききれないエピソードや著者の体験談を通じて、より深く知識を得ることができるのです。
具体的には、参与する著者は「知は現場にある」という編集方針に基づき、自らの経験や視点を共有します。これは、学生たちが知識を探求する心を育て、人生において重要な「糧」を得る機会となるでしょう。
課題図書と参加著者の一例
「出前授業」で取り上げる読書や著者の一部を以下に示します。これらの書籍は、学生たちの興味を引くと同時に、知識を深めるための強力なツールとなります。
- - 『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』 (庭田杏珠・渡邉英徳)
- - 『バッタを倒しにアフリカへ』 (前野ウルド浩太郎)
これらの書籍を通じて、学生たちは実際の体験談や知識に基づく学びを得ることができます。また、光文社の他の著者や翻訳者も参加し、多様なテーマでの講義が期待されます。
地元メディアとの連携
この「出前授業」は、地元メディアとの連携を通じて、一層立体的な展開を図ります。例えば、昨年行われた広島県での「出前授業」では、『バッタを倒しにアフリカへ』著者の授業が中国新聞で取り上げられ、多くの人々にその成果が発信されました。これにより、地域の書店や学校、著者たちとの交流が一層深まり、地域全体での読書文化の促進にも寄与しています。
書店の協力募集
光文社では、この「出前授業」を実施するにあたり、一緒に企画し協力していただける書店様を全国的に募集しています。本を通じた読書推進の取り組みに興味のある書店様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。私たちと共に次世代を担う学生たちへ、本の楽しさを届けましょう。
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お問い合わせ方法: 申し込み・相談は随時受け付けています。課題図書の選定についてもお気軽に相談ください。
この取り組みを通じて、全国各地の学生たちが本の世界に更に触れ、文学への関心を高めることを期待しています。