エンジニアの技能を競う「安全・技能競技会」が開催!
2023年11月18日から20日まで、東京・足立区にある亀有総合センターで行われた「安全・技能競技会」には、日立ビルシステムに所属するエレベーターやエスカレーター、冷熱機器のエンジニアが集まりました。この競技会は、エンジニアの保全・施工における技能と安全意識の向上を目的としており、国内外から52名の選抜エンジニアが参加しました。
今回は特筆すべきことに、6年ぶりに海外からのエンジニアも参加し、国内外のエンジニアが同じ課題に挑むこととなりました。競技は、昇降機保全、法定検査、施工、冷熱保全の4つの部門に分かれて実施され、それぞれの部門で技術と知識を競い合いました。
競技内容
各部門の競技内容は以下の通りです:
- - 昇降機保全部門:エレベーターブレーキのオーバーホール整備や保全修理作業など。
- - 法定検査部門:ロープ式エレベーターの定期検査や検査報告書のチェック。
- - 施工部門:巻上機の安全点検や有機溶剤の取り扱いに伴う安全確認。
- - 冷熱保全部門:吸収冷温水機の調整作業や重量物運搬。
競技は実技試験と学科試験を通じて評価され、安全策や作業手順の正確さ、時間内に競技を終えられるかが主な審査基準となりました。最も得点が高かったチームは、各部門で表彰されます。
歴史と目的
日立ビルシステムでは、1992年に国内向けの「安全・技能競技会」を開始し、これまでに17回にわたり開催されています。また、2007年からは海外グループ会社を対象にした「海外安全競技会」も行われ、こちらも12回の実績があります。今年はこれらを統合し、初の共同競技会が実現しました。
日立ビルシステムは、これらの取り組みを通じて、エンジニアの技術や安全意識の向上を目指しています。競技を通じて、多くのエンジニアが刺激を受け、新たなスキルを磨く機会となったことでしょう。
優勝チームの発表
各部門の優勝チームについては以下の通りです:
- - 昇降機保全部門:日立ビルシステム 首都圏支社
- - 法定検査部門:日立ビルシステム 関東支社
- - 施工部門:日立ビルシステム 中部支社
- - 冷熱保全部門:日立ビルシステム 中部支社
この競技会は、今後のエンジニア育成や技術の向上に寄与していくことでしょう。
お問い合わせ
詳細については、
日立ビルシステムの公式Webサイトを訪れるか、カスタマーサポートセンターにご連絡ください。フリーダイヤル:0120-7838-99。