freee販売に新たに追加されたカスタム項目機能
フリー株式会社が提供する販売管理ツール「freee販売」にて、案件ごとにユーザーが自由にカスタマイズ可能な「カスタム項目機能」が新たに導入されました。この機能は、業界や業種を問わず、各社のニーズに応じた情報を一元管理できる点が大きな特徴です。
カスタム項目機能の概要
ユーザーは、案件に必要な情報を任意に追加することが可能で、数値や日付、金額、テキスト、プルダウンメニューの設定ができます。これにより、従来の販売管理工具では実現できなかった情報の柔軟な管理が可能になりました。
この機能によって、案件に関連するさまざまな情報をfreee販売ひとつで統合的に管理することができ、別の表計算ソフトを同時に利用する必要がないため、業務効率が大幅に向上します。
情報の可視化と営業支援
カスタム項目は、案件の登録、編集、詳細、履歴、インポート、エクスポートなどの各画面でも利用でき、さらに案件一覧画面にもフィルターや表示項目設定として活用できます。これにより、案件を横断的にチェックする手間を省き、必要な情報をすぐに可視化することが可能となります。
また、流入チャネルや顧客属性、次回のアクション予定日、失注要因などの情報をカスタム項目として設定することで、営業活動における最適な接触タイミングを計るためのツールとして機能します。これにより、営業チームはより効率的にリソースを活用できるようになります。
業界ごとの活用事例
このカスタム項目機能は、さまざまな業界においても効果を発揮します。例えば、映像やコンテンツ制作業界では、制作ステータスや制作開始日、デザイン完了日などを管理するために利用されます。システム開発の分野では、リリース予定日や使用技術、保守契約の有無などが簡単に記録され、士業・コンサルティングでは契約形態や提出期限を把握するために役立ちます。他にも、不動産業界や建設業界においても、業務管理がより効率化されることが期待されています。
freee販売の成長と今後の展望
freee販売は2022年11月のリリース以来、約2年半で300件以上の機能アップデートを行ってきました。今後もfreee各種プロダクトとの連携を強化し、さらに多様な機能追加を進めていく計画です。柔軟性のある情報管理を促進し、ユーザーにとって使いやすいサービスの提供を目指しています。
「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションのもと、freeeは統合型経営プラットフォームを実現し続けています。これからもfreee販売を通じて、多くの企業が抱える課題を解決する手助けを行なっていきます。