千葉県での第2回Agri Xの様子
3月6日、千葉県千葉市の千葉エコ・エネルギー株式会社に属する株式会社つなぐファームが主催した「第2回Agri X」が開催されました。このイベントは、2024年12月に滋賀県で行われた「第1回Agri X」からの流れを受けて、農業とテクノロジーの融合を促進することを目的とし、最新の農業用ドローンを紹介する場となりました。
イベントの内容
イベントでは、最新の農業用ドローン「DJI Agras T50」を中心に、別モデルの「DJI Agras T25」と「DJI Agras T10」も展示されました。参加者は、これらのドローンのサイズや機能性、用途の違いを実際に見て、触れることで理解を深めることができました。
デモンストレーション
デモンストレーションでは、T25とT50が実際に測量やマッピングの実演を行い、リアルタイムでのデータ収集が可能であることを示しました。また、ドローンの自動航行機能を活用し、農薬散布を模した水の散布も行われ、高精度なデータに基づく散布の実演が行われました。参加した方々からは、「ドローン技術の進化を実感した」「実際の農作業での活用イメージが湧いた」という感想が寄せられました。
各種講演
さらに、イベントでは農業の未来やドローンの活用に関する講演も行われました。つなぐファームの代表である萩原氏は、スマート農業の進展とそれに伴う今後の農業のビジョンについて共有しました。また、株式会社NINJA LINKSの雪井氏がドローンビジネスと農業に関する展望を語り、農業とテクノロジーの関係について深く考察しました。
参加者からは、「ドローンの導入による農業の効率化に期待が持てる」といった意見や、「最新技術と農業の結びつきにヒントを得られた」という声が多数寄せられました。
未来への展望
今回のイベントを通じて、参加者は農業用ドローンの最新技術や運用方法について学ぶ良い機会となりました。特に、ドローンを使った測量や散布の実演を間近で体験することによって、その精度や効率に驚く方が多かったことでしょう。つなぐファームは今後も、農業と最新技術の融合により、新たな可能性を開拓するためのイベントを継続していく予定です。
スマート農業の実証実験
さらに、つなぐファームは2025年1月に農業用ドローンによる農薬散布の遠隔自動制御実証実験を全国で初めて行うことも決まっています。この取り組みを通じて、農業の省力化や効率化、人材不足の解消を目指しています。
最後に
農業界には多くの課題がある一方で、スマート農業やAIの導入による新たな可能性も存在します。このイベントは、農業の明るい未来を示す一歩として、参加者にとっても意義あると感じていただけたのではないでしょうか。
今後も、つなぐファームとして引き続き、様々な挑戦を続けていきたいと思います。