日本板硝子が誇る瞬間調光ガラスUMUの進化
日本板硝子株式会社(NSG)は、最新の技術を使用した瞬間調光ガラス「UMU(ウム)スマート ウィンドウ」を開発し、量産国産車として初めてLEXUSのラグジュアリーショーファーカーLMに採用されました。この革新的なガラスは、電源を入れることで瞬時に「見える」と「見えない」を切り替えることができ、車内に新しい体験を提供します。
UMUスマートウィンドウの仕組み
UMUは、2枚のガラスの間に特殊な液晶シートを挟んだ合わせガラスで作られています。普段は液晶分子が不規則に並んでいるため光を拡散し、「不透視」の状態になりますが、電圧がかかることで液晶分子が整列し、光を通す「透視」状態になります。この切り替えは瞬時に行えるため、車室内の状況に応じて柔軟に対応できます。
また、このガラスは強靭な中間膜で貼り合わせており、衝撃にも強い設計がされています。万が一割れても破片が飛び散らない構造で、安全性も考慮されています。この特徴により、UMUはVIP車両のパーティションなど、高い要求がされる場面でも安心して使用できます。
LEXUS LMへの搭載
LEXUSの新型ショーファーカーLMは、贅沢で静かなプライベート空間を求めるユーザーを意識して設計されています。UMUスマートウィンドウが搭載されることで、車内パーティションのON/OFFを簡単に切り替え可能になり、利用者は必要に応じてプライバシーを確保することができます。これにより、カーライフがより快適になることは間違いありません。
日本板硝子の理念
日本板硝子の使命は「快適な生活空間の創造で、より良い世界を築く」ことです。今回のUMUスマートウィンドウは、その理念に基づいて開発され、高級車両での利用を通じて新しい生活のスタイルを提案しています。NSGグループは、今後も革新的な技術を通じて市場のニーズに応え続けていくでしょう。
ご参考
日本板硝子の公式ウェブサイトでは、UMUに関する詳細情報や他の製品情報も掲載されています。ぜひご覧ください。