企業受賞報告 DX
2025-04-15 11:07:13

企業のデジタルトランスフォーメーションを加速する JICUが支援した2社が受賞!

株式会社JICUが支援する2社が「SAGA DX Award 2025」を受賞



佐賀県鳥栖市に本社を置く株式会社JICUは、地元企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援している企業です。2025年3月19日、佐賀市で開催されたイベント「SAGA INNOVATORS TALK LIVE 2025 spring」にて、JICUが支援した2社が「SAGA DX Award 2025[企業部門]」を受賞し注目を浴びています。受賞したのは、夢を追いかけるラーメン店「株式会社夢を語れ」と、百年以上の歴史を持つ老舗酒蔵「合資会社基山商店」です。

SAGA DX Award 2025とは?


「SAGA DX Award」は、公益財団法人佐賀県産業振興機構が運営しているDXアクセラレータ事業の一環で、県内企業の優れたDXの取り組みを表彰するものです。受賞企業は、業務の効率化や新たなビジネスモデルの構築に貢献することが求められ、地域産業の未来を担う役割を果たします。この受賞を通じて、地域のイノベーションの拡大さが期待されます。

夢を語れの取り組みと成果


会社概要


「株式会社夢を語れ」は、創業2006年(アメリカにも出店)のラーメン店「夢を語れ」やうどん店「笑顔が見たいから」を運営しています。彼らのビジョンは「世界一の夢を集めるプラットフォームになる」という壮大な目標を掲げています。

課題とDX施策


夢を語れは、業務の役割分担やコミュニケーションの不明確さに悩んでいました。特に業務指示が個人のLINE経由で行われ、タスクが混乱していたのです。JICUは、「LINE WORKS」の導入を提案しました。これにより、タスクの依頼や進捗管理が明確化され、もともと200通以上あったLINEでのやり取りが約半減。さらに、修行生向けセミナーも実施され、経営陣のブランディング戦略も進展しました。

基山商店の取り組みと成果


会社概要


基山商店は、佐賀県基山町に位置する老舗酒蔵です。「基峰鶴」という銘柄の日本酒を提供しており、品質管理の徹底が求められています。

課題とDX施策


酒造部門における日本酒の製造は、温度管理が重要です。しかし、手作業での管理では効率が悪く、記録方法に問題を抱えていました。JICUはIoT機器を導入し、温度管理の自動化を行いました。リアルタイムで温度データを取得でき、異常時にはスマートフォンにアラートが届く仕組みを構築。業務の見える化が進んだことで、ルーチン作業が50分削減され、在庫管理の効率も大幅に改善されました。

JICUの役割と今後の展望


株式会社JICUの代表取締役・水田侑宏氏は、この受賞に際して両社の挑戦を高く評価しました。JICUは、「地域で働くことが最も誇らしい選択肢である社会」というビジョンのもと、今後も地域企業のDX支援に取り組んでいく意向を示しています。各社の成功事例は、他の企業にとっても良い手本となり、地域の経済振興につながると期待されています。これからの地域のイノベーションと発展に注目です。


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会社情報

会社名
株式会社JICU
住所
佐賀県鳥栖市
電話番号

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