プランティオ、新たなCOOで「たのしいグリーン・フード・インフラ」を推進
プランティオ株式会社が新たに執行役員COOに高瀬一綺を迎え入れることを発表しました。プランティオは持続可能な食と農を目指し、都市部での農業体験を通じて「たのしいグリーン・フード・インフラ」の構築に取り組んでいます。この新しい体制の下、事業成長と組織の進化を加速させることを目指します。
高瀬一綺は、筑波大学及び東京大学大学院にて農業経済学を専門とし、エチオピアに滞在中に農業技術の普及に関する研究を行いました。新卒として株式会社アグリメディアに入社後、主力事業の「シェア畑」の事業部長として業績向上に貢献し、プランティオでも事業部長として業務改革や会員数の急増などの実績を挙げました。
高瀬一綺のビジョン
「育てて食べる」という体験を都市で実現していくことに情熱を燃やす高瀬は、これまでの理念や信頼を踏まえて、企業としての成長をリードしていく方針です。プランティオは、農業を再民主化し、誰もが農に関わることのできる社会を目指しています。また、持続可能な食文化の形成を目指し、多様性に富んだ食体験の提供を求めています。
CEOの芹澤孝悦は、高瀬を通じて真逆とも言える経済合理性の伴う事業を展開していくことの価値を認識しながら、未来に向けた新事業開発に力を注ぐ姿勢を示しています。特に、資本主義の枠組みの中で社会的な意義と経済的価値の両立を果たしていくことは、これまでの試行錯誤において積み上げてきたノウハウを武器に、より良い展開が期待されるポイントです。
プランティオの目指す未来
プランティオのビジョンは、「持続可能な食と農をアグリテインメントな世界へ」。都市のあらゆる場所で農業に触れる機会を創出し、農を通じて楽しさや発見を感じることができる社会を目指します。このエコシステムは「grow」と名付けられ、家庭のベランダや屋上、さらには屋内での農業体験を提供します。
近年、食糧安全保障の重要性が高まる中で、地域コミュニティの力が見直されています。プランティオはここで培ったアセットをいかし、社会実装を更に推進する準備が整っています。このような動きは、新しいな楽しさを生むと同時に、地域社会との強固な絆を形成し、持続可能な未来へと繋がるでしょう。
企業情報の概要
プランティオ株式会社は、東京都渋谷区に本社を持ち、2015年に設立されました。主な事業はIoTやAIを活用した野菜栽培ガイドシステムの開発や、都市型農園の企画・設置・運営など多岐に渡ります。これからも、同社の推進力となる農業の未来に向けた取り組みは続いていきます。
プランティオが描く未来は、単なる農業の実現だけでなく、社会全体を巻き込んだ変革の波を起こすことになるでしょう。私たちはその過程を見守り、期待していきたいと思います。