寺院で新しい声の解放体験を
2024年の年末から2025年の新年にかけて、築地本願寺で特別なイベントが行われます。このイベントは、ピクシーダストテクノロジーズ(略称:PxDT)とのコラボレーションにより実現するもので、訪れる人々が旧年の感謝や新年の抱負を声を大にして表現できる「感謝之心奉納箱」が設置されます。初めての試みとして、築地本願寺の境内にて、静寂を保ちながらも思いを解き放つ体験が提供されるのです。
寺院の新しい使い方
一般的に寺院は静けさが重視されるため、大きな声を出すことはためらわれがちです。しかし、PxDTが開発した音響制御技術「iwasemi™」を利用することで、参加者は自分の声を思い切り解放しつつ、周囲の静けさを維持することが可能になります。この技術は、特定のエリア内で声音を効果的に吸収・制御する仕組みを搭載しており、外部へ声が漏れる心配がありません。これにより、心の奥底に秘めた感謝や抱負を自由に表現することができるのです。
「感謝之心奉納箱」体験の詳細
イベントは2024年12月31日(大晦日)18時から2025年1月1日(元日)9時までの間、築地本願寺境内で開催されます。参加者は2つの特別な体験コーナーを楽しむことができます。
1.
除夜の鐘に合わせて感謝を納める:2024年の出来事を振り返り、大きな声で感謝の気持ちを表現します。
2.
新年を迎えた抱負を納める:2025年の目標や願い事を大きな声で伝え、新たなスタートを切ります。
このように、声に出して感情を表現することで、内面的な解放を体験しつつ、静かで落ち着いた空間を保つことが可能になります。
ピクシーダストテクノロジーズとは
PxDTは、計算機科学と波動制御技術を駆使し、新たなデジタル環境の創造を目指す企業です。彼らの技術は、メカノバイオロジーや視覚、聴覚への介入にまで及び、多様なニーズに対するソリューションを提供しています。音響メタマテリアル「iwasemi™」は、その先端技術の一つで、特に高い吸音性能と薄型化を両立させた素材として注目されています。
築地本願寺の特徴
築地本願寺は、浄土真宗本願寺派に属する寺院であり、特徴的なオリエンタルな建築スタイルを持っています。また、国の重要文化財にも指定されています。境内にはカフェやショップも併設されており、多くの人々が集まる親しみやすい場所として親しまれています。
この特別なイベントは、新年の幕開けにふさわしい体験として、参加する人々にとって特別な思い出となるでしょう。感謝と希望の声を、ぜひこの機会に築地本願寺で解き放ってみてください。