SNS利用は心の健康に良い影響を与えている?調査結果から見えてきた意外な真実
近年、SNS利用は私たちの生活に欠かせないものとなりました。しかし、一方でSNS利用が心の健康に悪影響を及ぼすとの声も少なくありません。
株式会社Trinity questは、SNS利用が心の健康にどのような影響を与えているのかを明らかにするため、SNSを日常的に利用している男女1,017人を対象にアンケート調査を実施しました。
調査の結果、驚くべき事実が明らかになりました。
SNS利用者の半数以上がポジティブな影響を受けている
調査では、SNS利用によって「良い影響を多く受けている」と回答した人が20.0%、「悪い影響を多く受けている」と回答した人が7.3%という結果になりました。
つまり、SNS利用者の半数以上が、良くも悪くもSNSから影響を受けており、その中でもポジティブな影響の方が大きいことがわかります。
SNSで他人の成功を見ても、多くの人は「何も感じない」
SNSで他人の成功や生活を見ても、約6割の人は「とくに何も感じていない」と回答しました。残りの4割については、「モチベーションが上がる」「自分に自信が持てる」といったポジティブな意見と、「劣等感を感じる」「嫉妬する」といったネガティブな意見が混在していました。
これらの結果から、SNSでの他人の成功体験は、必ずしもネガティブな感情を生み出すものではないことがわかります。
SNS利用は心の健康に悪影響を与えないのか?
今回の調査結果では、SNS利用が心の健康に悪影響を与えている人は少数派であることがわかりました。しかし、一方で、SNS利用によってネガティブな影響を受けている人たちもいることも事実です。
特に、今回のアンケートで「悪い影響を多く受けている」と回答した7.3%の人は、SNSからネガティブな影響を受けながらも、日常的にSNSを利用し続けています。
このことから、SNS依存になっている可能性も考えられます。
SNSと心の健康の関係、これからの課題
SNSは、使い方次第で私たちの心を豊かにする可能性を秘めたツールです。しかし、一方で、使い方を間違えれば、心の健康を害する可能性もあります。
今回の調査結果を踏まえ、より多くの人がSNSのメリットを享受するためには、以下のような取り組みが必要になってくるのではないでしょうか。
SNS利用者のモラル向上
SNS依存の予防と対策
* SNSからネガティブな影響を受けた際のメンタルケア
株式会社Trinity questでは、カウンセリング事業を通じて、多くの人が自分らしく生きていけることを目指しています。
もし、SNS利用に悩んでいる方がいれば、お気軽にご相談ください。