三重県にある複合リゾート施設「志摩スペイン村」は、環境負荷低減に向けた取り組みを強化しており、今年7月より、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社、株式会社伊藤園、協栄J&T環境株式会社と連携し、施設内で回収した使用済みペットボトルの水平リサイクル「ボトル to ボトル」をスタートさせました。
「ボトル to ボトル」とは、使用済み製品を原材料として利用し、再び同じ種類の製品を製造するリサイクルのこと。志摩スペイン村では、施設内から回収されたペットボトルを協栄J&T環境の工場に送ります。そこで、ペットボトルは加工処理を経て再原料化され、コカ・コーラ ボトラーズジャパンと伊藤園の製品に生まれ変わります。
さらに、志摩スペイン村は、2024年4月から、環境対策の一環として、プラスチック製品の粉砕機を導入しました。施設内および事務所から分別回収されたプラスチックゴミを粉砕機で減量化することで、環境負荷の低減に努めています。
志摩スペイン村では、従来より自前の汚水処理場において処理を行った処理水をトイレなどの洗浄水として活用するなど、環境負荷の低減に取り組んできました。今後も、環境保全と資源の有効活用に積極的に取り組んでいく予定です。