新しい入門書のご紹介
2月17日、出版社の株式会社ナツメ社から新たなデータサイエンスの入門書が発売されます。その名も『13歳からのデータサイエンスサッカー少年のスタメン奪還プロジェクト』。この本は、小さなサッカー少年がスタメンを取り戻すためにデータサイエンスを学んでいく物語を通じて、読者にその基本的な考え方を教えてくれます。
データサイエンスというと少し難しい印象を持つ方も多いかもしれません。しかし、この本では物語を通じて、データの重要性や分析手法を易しく解説。特に、データが役立つ瞬間を描くことで、読者は自然とその重要性を理解することができるのです。
ストーリーを通して学ぶ
物語の主人公は中学2年生の健。彼はサッカー部のスタメンを争う同級生との戦いに苦しんでいます。そんな彼が、母が経営するカフェに訪れるIT企業に勤めるデータの専門家、稲本さんと出会うところから物語は始まります。
稲本さんはサッカーのファンでもあり、健にデータサイエンスを用いた課題解決の手法を授けていきます。この出会いをきっかけに、健はデータを駆使してトレーニングの質を向上させ、スタメンを取り戻すためのプロジェクトを開始します。
ストーリーが進むにつれて、読者は「データって何かわからない」という最初の疑問から、実際にデータを活用して自分の目標を達成するプロセスを体験することができます。
物語構成
本書は、全6章から構成されています。各章で健が取り組むデータ分析や改善策は、実生活にも応用できるヒントが詰まっています。例えば、
1.
スタメン復帰のカギを常連さんが知っている!?
健が情報収集を始めるきっかけとなる重要な出会い
2.
スタメン奪還のプロジェクトをはじめよう
目標を設定し、行動に移すことの重要性
3.
必要なデータを集めよう
データ収集の方法とその意義
4.
分析結果をもとに「自主練」をはじめよう
データを元にした改善策の提示
5.
諦めるのは、まだ早い。勝負はここから
困難を乗り越えるための心構え
6.
新たな挑戦を続けた先に……
成功への道とそれに必要な努力について
物語を通じて、読者は課題解決のための思考法や行動の重要性を学ぶことができ、自分の目標へ向かう力を育むことができます。
姉妹版の魅力
ナツメ社の「13歳からの~」シリーズは、以前に「行動経済学」というテーマでも好評を得ています。この本も、物語を通じて読者が楽しみながら消費行動の裏にある心理を学ぶことが出来ます。推し活を通じての学びも、おおいに共感を呼ぶストーリーです。
監修者の考え
この本の監修は稲田修一さん。情報工学や経済学の専攻を持ち、長年にわたり政策立案や技術開発に携わってきた彼の知見があふれる一冊です。データサイエンスを学ぶうえでの視点と実生活への応用を考える上で、特に若い世代に向けた内容が魅力的にまとめられています。
書誌情報
本書『13歳からのデータサイエンスサッカー少年のスタメン奪還プロジェクト』は、定価1,650円(税込)で208ページ。特に中学生から大人まで幅広い層に向けた内容となっており、読み応えのある一冊です。
新しい知識を楽しく学ぶことができるこの本、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。