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バーチャレクスの新たな一歩

バーチャレクス・コンサルティング株式会社が、コンタクトセンター向けCRM「inspirX（インスピーリ）」の最新版、バージョン5.9を発表しました。これまでのバージョンでも高い評価を得ていたこのシステムですが、最新の5.9ではさらなる機能強化がなされており、特に企業のニーズに応える新機能が搭載されています。

新機能の概要

1. 顧客データの閲覧制御機能

今回のバージョンで注目すべきは、顧客データの閲覧制御機能の新たな実装です。この機能はマルチテナント環境での運用を可能にするもので、オペレーターは担当する業務に応じた顧客データのみにアクセスできるよう制御されます。これにより、複数拠点のデータを適切に管理しつつ、リスクを軽減することが可能です。

企業としての大きなメリットは、拠点や事業部ごとにデータを分離管理できることです。管理部門は全社・全拠点のデータを横断的に把握し、柔軟なアクセス権限の設計が実現できます。

また、アウトソーシング事業者にとっても、この機能により複数のクライアント業務を一元管理しつつ、高度なセキュリティ環境を低コストで維持できることがあります。効果的な権限設定によって、管理者は多業務に跨るデータの分析や報告も容易となります。

2. AI連携による音声認識機能

音声認識・通話要約AIとの強化されたAPI連携も、新たに搭載された機能です。この更新により、AIが生成した通話要約を直接編集できるようになり、編集前の内容も保持されます。また、過去の応対履歴から必要な情報を迅速に検索する機能も追加され、業務の効率性を格段に向上させます。

3. 大幅な機能改善

今回のバージョンでは、ユーザーからのフィードバックを元に実施された50以上の機能改善もポイントです。具体的な改善内容には、業務変更機能の強化、応対経過時間の表示機能、テンプレート候補の登録機能の拡充、そして全文検索インデックス設定機能の強化などがあります。これにより、オペレーターの作業負担軽減と顧客への迅速な応対が期待されます。

「inspirX」について

「inspirX」は、シンプルで直感的に操作できるユーザーインターフェースを持つCRMソフトウェアです。業務のニーズに合わせた高いカスタマイズ性もユーザーから評価されています。昨今ますます多様化するコンタクトチャネルの情報を一元管理し、顧客の声を効果的に活用できるようサポートします。

また、企業が導入を考える際、まずは標準機能を試せる「Virtualex iXClouZ（アイエックスクラウズ）」という月額クラウドCRMサービスも提供されています。

バーチャレクスの信念

バーチャレクスは、25年以上の実績を持ち、コンタクトセンター業務の効率化と品質向上に貢献するソリューションの提供に専念してきました。

企業と顧客の接点に特化し、企業の成長は顧客の成功にかかっているという理念を持つバーチャレクスは、今後も変化するビジネス環境に対応しつつ、顧客の成功を共に目指していきます。センター運営に課題を抱える企業様は、ぜひバーチャレクスに相談してみてください。

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