名古屋市の小学生が学ぶ！未来を守る環境教育の出前授業

名古屋市の小学生が環境問題を学ぶ出前授業

名古屋市立五反田小学校で、株式会社アオキスーパーによる出前授業が行われました。これは、『食品ロス削減』『食品トレーのリサイクル』『廃食油のリサイクル』をテーマにした環境教育の一環であり、78名の小学3年生が参加しました。このプログラムは、未来を担う子どもたちが環境問題についての理解を深め、持続可能な社会の実現に向けた第一歩となることを目指しています。

食品ロス削減について

授業では、ミライデザインGXが提供するグッドミライプロジェクト『ハピタベ』の活動を紹介しました。食品ロス削減の意義や、実際にどのように取り組んでいるのかを、楽しくわかりやすく学ぶことができました。子どもたちは、食品が無駄にされることの影響について理解を深め、自分たちにできることを考えるきっかけとなりました。

食品トレーのリサイクル

次に、食品トレーのリサイクルに関する授業が行われました。食品容器製造メーカーのエフピコとの連携で、『トレーｔｏトレー』のリサイクルシステムが解説されました。店頭で回収した食品トレーを新しいトレーに再生するという、資源の循環の仕組みをオリジナルのリーフレットとまんがを使って楽しく学びました。子どもたちは、リサイクルのプロセスを知ることで、自分たちが使うアイテムがどのように再利用されるのか具体的なイメージを持てるようになりました。

廃食油のリサイクル

最後に、廃食油に関する授業も行われました。日本航空(JAL)と連携し、家庭から出る廃食油を回収し『SAF（持続可能な航空燃料）』にリサイクルする取り組みについて説明がありました。専用の回収ボトルやボックスを見せながら、どの油がリサイクルできるのか、またその効果について学びました。特にCO₂削減の重要性については、子どもたちの関心を引き、積極的な参加を促しました。