南海電鉄140回目の創業記念日を祝うデジタルきっぷ企画
2025年12月27日(土)、南海電鉄は創業140周年を迎え、特別企画「キップレ」第2弾を実施します。当日を記念し、難波駅発着のデジタルきっぷをプレゼントするこの企画は、株式会社ビーマップの協力のもとで行われ、より多くの人々に利用されることが期待されています。このデジタルきっぷは、QRコードを活用した新しい形として注目を集めています。
「キップレ」第2弾の概要
「キップレ」第2弾では、参加者全員にデジタルきっぷが進呈されます。受け取るためには、「南海アプリ」または「なんばまるっとアプリ」、あるいは専用のWEBサイトでの事前エントリーが必要です。エントリー受付は、2025年12月19日(金)12:00から12月27日(土)搭乗日の終了まで。特に、「なんばまるっとアプリ」からのエントリーは12月20日(土)11:00から可能です。
参加方法と利便性の向上
前回の「キップレ」第1弾は、10,000名以上の参加者を集め、イベントに来場した動機となるなど、大きな好評を得ました。この反響を受けて、今回の第2弾ではさらに利用しやすさを向上させるための改良が施されています。デジタルきっぷは、参加者がどの順序で使用しても良く、指定された駅ではスムーズに移動可能です。
南海沿線での楽しみを提供
南海電鉄は、年末のなんばの街で「なんかいいね」と感じる体験を提供することを目指しています。この際、再びデジタルきっぷをご利用いただき、多くの人々が南海沿線の魅力を再発見することを期待しています。エントリーを通じて、全ての参加者にこの素晴らしい機会を楽しんでもらいたいと考えています。
デジタルきっぷの特許と拡張性
ビーマップが開発したQRコード型のデジタルきっぷは、特許も取得済みであり、様々なイベントやサービスに応用可能です。この「受益者負担」という新たな枠組みは、鉄道会社やサービスプロバイダーが集客を促進するためのものとして注目されています。今後もさまざまなイベントとの連携を進め、デジタルきっぷの活用を拡大していく方針です。
受益者負担による新たな価値創造
当社は、南海電鉄と連携して、特定地域への集客を増やす目的でデジタルきっぷを無償提供し、運賃等を受益者が負担することによる新たな移動の促進を目指しています。また、ドイツ・ベルリンでの国際鉄道技術見本市「イノトランス2024」にも出展し、国内外からのフィードバックを得て、さらなるサービス改善に努めています。
特に、公式WEBサイトでは受益者負担のデジタルチケットに関する情報も提供しており、ここで詳細を確認できます(
受益者負担のデジタルチケットシステム「とくチケ」)。2005年から続く南海の努力は、地域活性化や観光促進に寄与し、利用者に魅力的な体験を提供し続けます。
参考資料
-
目指せ往復ご招待!高野山満喫キャンペーン
-
へるすまーと泉北によるポイント交換実証実験
-
QRコード乗車券の無償提供実証事業
-
イノトランス2024出展レポート
-
南海電鉄「なんばお買い物キャンペーン」の提供