日本初のベルトコンベア式3Dプリンター「Leee」のご紹介
合同会社BirthTが日本初のベルトコンベア式3Dプリンター「Leee」を発表し、期間限定で予約販売を開始しました。日本のものづくり業界に新たな風を吹き込むこの製品を詳しくご紹介します。
「Leee」の特徴とは?
「Leee」は、従来の3Dプリンターとは異なる構造を持っています。ベッド面にベルトコンベアを採用することで、造形物を斜めに出力可能にし、特に長尺物の造形が容易になります。さらに、ベルトコンベアが新しい造形エリアを作り出し、完成した造形物が自動的に剥がれる仕組みを採用。これにより、造形プロセスの自動化が進み、生産性が大幅に向上します。
生産性向上の仕組み
通常の3Dプリンターでは、造形物が完成した後、その剥がし作業やベッドの再加熱など手動で行う工程が多く時間がかかります。しかし「Leee」では、これらの作業が自動化され、特に連続的な造形においてその効果が発揮されます。これにより、より効率的なものづくりが可能となります。
最先端の活用方法
「Leee」は、ロボットの部品製造や建築模型の製作など、様々な分野での活用が期待されています。また、スタートアップ企業や個人のものづくりに従事する方々にとって、連続造形を可能にする同機は生産性を高める大きな力となるでしょう。
予約販売の詳細
「Leee」はクラウドファンディングサイトCAMPFIREにて数量限定で予約販売中です。価格は早い段階での購入時に特典があり、早々割で18万円(税別)、早割で18.5万円(税別)、通常価格は19万円(税別)で提供されています。その他にも、特典として3kgおよび5kgのフィラメントや、「Leee」を使ったプリントオーダー権も用意されており、まさに見逃せない機会となっています。
【CAMPFIREプロジェクトページ】
国産ベルトコンベア型3Dプリンター「Leee」の予約販売
「Centor of Garage」への入居
さらに、合同会社BirthTは「Centor of Garage」という研究認知拠点に入居しています。この施設は、国内外の多様な人材や技術を結びつけ、革新的なビジネスを生み出すことを目指しています。
合同会社BirthTについて
合同会社BirthTは、千葉工業大学院の在学生や卒業生、そして社会人大学院で鍛えられたMBAホルダーによって2019年に設立されました。彼らの理念は、「ツクルをツクル」というもの。歴史的な価値の創造に向けて、3Dプリンター「Leee」の開発・製造・販売だけでなく、フィラメントの輸入・販売も行っています。
まとめ
「Leee」の登場は、日本の3Dプリンター業界において大きな革命をもたらします。製品の特性や予約販売の情報、そして合同会社BirthTの背景にある理念をしっかりと理解することで、この革新技術を存分に活用できることでしょう。今後の進展にも注目です。