国土交通省が新技術導入促進のため再公募
令和7年6月6日、国土交通省道路局は、新技術の導入を推進するための第三者機関の再公募を発表しました。この取り組みは、道路の安全性と技術の進化を促進するものです。
新技術導入促進計画の概要
国土交通省は、「良い技術は活用する」という方針のもと、新技術の開発と導入を推進しています。この理念に基づき、毎年度の取り組みを「新技術導入促進計画」として整理し、見える化しています。
令和7年度の計画においては、すでに第三者機関の募集を行ったものの、一部の技術については応募がないことが判明しました。そこで、これら未応募の技術に対し、再度導入促進機関を公募することが決定されました。
公募の詳細
公募の期間は、令和7年6月6日から7月7日までです。対象となる技術は以下の二つです。
1. 路面下にある空洞や陥没のリスクを探査・検知する技術
2. 全国の道路施設点検データベースを活用する環境整備
業務内容
公募に応募した機関には、以下の業務が求められます。
- - 専門家で構成される技術検討委員会を設置し、運営すること。
- - 道路工事においてこれらの技術を適切に活用するための方策を、要求性能や性能の確認方法、従来技術との比較などの観点から検討すること。
新技術導入の重要性
道路における新技術の導入は、事故の減少に直結する重要な課題です。特に、空洞や陥没の発見は、将来的な事故を未然に防ぐために不可欠です。また、道路点検のデータを効率よく活用することで、維持管理の精度を向上させることが期待されています。
国土交通省は、今後も新技術の研究開発を支援し、安全で効率的な道路ネットワークを構築していく意向です。新技術は、私たちの移動をより安全にするための重要な要素であり、その導入を促進するための取り組みが待たれます。
お問い合わせ先
国土交通省道路局の国道・技術課では、さらなる詳細情報や公募に関する質問を受け付けています。いざという時の情報を見逃さないためにも、公式ウェブサイトにて情報をチェックすることをおすすめします。
電話: 03-5253-8111(内線37862、37866) 直通: 03-5253-8498
国土交通省の取り組みにより、日本の道路がより安全で革新性に富んだものになることを期待しています。