星野監督も期待するMobil 1新エンジンオイル
先日、チームインパルの星野一義監督が出席したトークショーで、新しいMobil 1のエンジンオイル「Mobil 1 SN Plusシリーズ」の発表が行われました。この新商品は、低粘度で燃費性能をアップさせる革新的なオイルとして注目されています。
会場には多くの観客が集まり、星野監督、司会のピエール北川さん、EMGルブリカンツの山内保宏副統括部長が登場し、製品についての説明やデモンストレーションが行われました。山内副統括部長は、2019年1月から販売を開始したこのオイルの特徴に言及し、「一部店舗ではすでに販売を開始している」と述べました。
それに対して、ピエール北川さんは「0W-16という低粘度オイルに驚きました。普通はもっと高粘度の5W-30などを考えますよね」と語り、オイルのイメージに戸惑いを見せました。山内さんは「実際にこのオイルを触ると、まるで水のようなさらさらとした滑らかさです。摩擦が少ないことで燃費も向上します」と説明。
最近の車両は燃費性能が非常に重要視されているため、従来の高粘度オイルを好むドライバーをどう説得するかがカギです。星野監督も「フリクションが無く、オイルが水のような感触はエンジンにとって理想的」と力説しました。「チームとしても今季はMobil 1のオイルを使用し続けます。悪いものは使わないので、良いものを用意するのが私の仕事です。今年の私の仕事はこれで終わりました」と、会場の笑いを誘いながらコメントしました。
また、昨年10月に公開されたMobil 1の広告映像では、古い日本の街角に最新のフォーミュラカーが疾走する様子が描かれています。この広告について、山内さんは「一部のお客様からMobil 1が日本から無くなるのではというご懸念をいただいていますが、そうしたことは一切ありません。今後も変わらず皆様の車をサポートしていきたいという思いを伝えるものです」と語りました。
Mobil 1 SN Plusシリーズは、最新規格であるAPI:SN PLUSを取得した製品で、ダウンサイジング・直噴ターボエンジンにおけるエンジン損傷のリスクを軽減するLSPI(スパークプラグによる異常燃焼現象)防止機能も付与されています。そのうえ、粘度グレード0W-16を新たに追加してラインアップが強化されました。
残念ながら、以前は高粘度を好んでいた消費者も、今や燃費性能を気にしながら新製品への転換が求められています。Mobil 1は、このニーズに応える製品として、今後の市場展開を期待されています。
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