ディスレクシアの理解を深める新しい試み
近年、ディスレクシアという学習障害が広く知れ渡るようになってきました。この障害は、特に文字の読み書きに困難を抱えるものであり、子どもたちは日常生活や学業において壁にぶつかることが少なくありません。とはいえ、ここにはチャンスと成長の場も存在します。
ディスレクシアとは?
ディスレクシアは、知的発達には問題がないものの、読むことや書くことに特有の難しさを伴う障害です。クラスの中では2~3人程度の割合で見られ、外見からはその存在がわかりにくいことが多いです。多くの子どもたちが気づかれずに、自分の苦手を抱えながら日々を過ごしています。
一方で、適切な支援を受けて、自身の能力を活かしながら活躍するロールモデルも存在します。これらの大人たちが、未来を担う子どもたちに自分の経験を伝えることで、次の世代のロールモデルへと繋がる循環を生むことが重要です。
ワークショップの目的と内容
このような背景を踏まえ、私たちは「未来のアイデアを考える生成AIワークショップ」を開催します。このワークショップは、ディスレクシアを持つ子どもたちが集まり、自身の“あるある”を共有しながら、AIツール「Gemini」を用いて解決策を考える場です。なぜAIなのか?それは、AI技術を通じて、新たな視点や方法を見つけ出すことができるからです。
概要
- - 日時: 8月24日(日)14:00〜90分予定
- - 場所: 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階 mingle内
- - アクセス: JR山手線・京浜東北線「田町」から徒歩9分、都営三田線・浅草線「三田」から徒歩6分
- - 対象学年: 小学6年生〜中学3年生(読み書きに苦手さを感じている子ども)
- - 定員: 先着6名
- - 申込期限: 8月20日(水)
- - 申込リンク: こちらから
参加者は、困難と感じていること、得意なことなどについて語り合い、その中からアイデアを引き出すことを目指します。また、絵を描いたり、声で入力したりと、さまざまなアプローチで楽しさを広げる機会となっています。最先端の「Gemini」アプリを活用することで、創造力を刺激し、未来を考える力を培います。
講師とサポートスタッフ
このワークショップでは、以下の講師陣が参加予定です。
- - 講師: テン(Ledesone代表、LDとADHD当事者)
- - サポートスタッフ: 大西あかね(Ledesone認定リードユーザー、LDとADHD当事者)
認定NPO法人エッジの取り組み
本ワークショップは、認定NPO法人エッジK&Tクラブの主催です。発達障害に関する正しい認識の普及と支援を目的に、2001年に設立されたNPO法人で、ディスレクシアに関連する啓発活動や支援者養成に努めています。会長の藤堂栄子は、さまざまな政府委員としても活躍されており、法律の制定にも携わっています。
彼女たちの取り組みとともに、今回のワークショップを通じて、子どもたちが抱える課題を解決できる手助けをしていきます。
最後に、参加を希望される方は、ぜひ事前に申し込みを行ってください。子どもたちが自分の可能性を信じて、次世代のロールモデルとして輝ける新たな一歩を踏み出すこの機会に、どうぞお見逃しなく!