スパイスとハーブで広がるおうち料理の世界

自宅で楽しむスパイスとハーブの魅力

この夏、おうちで手軽に世界の料理を楽しむための心強い味方が登場しました。水野仁輔さんが著者を務める『もっと自由に、もっと楽しく！スパイス＆ハーブの教科書』が7月18日に発売されました。この本は、スパイスやハーブの基本知識から、実際のレシピに至るまで幅広く網羅した内容になっており、料理の印象を大きく変える魅力を余すところなく伝えています。

スパイスとハーブの魅力を再発見

スパイスとハーブの使い方を知らない、または上手に活用できていない方も多いかもしれません。この本では最初に、基本的な知識として、スパイスやハーブのフレッシュとドライの形状の違いや、選び方、保存法、さらには香りを引き出すための使い方について、ビジュアルを交えて解説しています。

料理初心者でも理解できるよう、簡潔にまとめられており、一目で実践できるポイントが明示されています。それによって、これからスパイスやハーブを使い始めたいという方に最適な内容となっています。

簡単に楽しめるレシピから挑戦

さらに、具体的なレシピの紹介もあります。初心者向けに選び抜かれた5つのスパイスと5つのハーブを使用した簡単レシピが用意されており、料理を通じてスパイスの世界に入るためのきっかけを提供しています。たとえば、簡単に調理できる「キーママタールビリヤニ」や「フォーガータブーレ」など、普段はレストランでしか味わえない料理もおうちで楽しむことができるのです。

深掘りできる考察ページ

また、著者の水野さんによる考察ページは、スパイスやハーブの奥深い魅力に触れることができ、読み応えも十分です。例として、「加熱しない場合、スパイスの特徴はどう現れるか？」や、「ハーブオイルに向くハーブは何か？」といったテーマについての実験と考察を含む内容が多く、専門的な知識が得られます。これは料理をより深く楽しむための素晴らしい手助けになるでしょう。

世代を超えて楽しめる一冊

この『もっと自由に、もっと楽しく！スパイス＆ハーブの教科書』は、様々な世代の料理愛好家にとって必携の書となることは間違いありません。スパイスやハーブの活用法を知ることで、普段の料理が一変し、食卓に新たな彩りを加えることができるでしょう。

著者の水野仁輔さんは、インドを始めとした世界各地を巡りながら、スパイスとハーブの魅力を探求し続けています。彼が運営している「カレーの学校」や「AIR SPICE」を通じて、幅広い知識やレシピが紹介されており、絶え間ない研究の成果が詰まった一冊です。