AMDAが語るトルコ・シリアの現状と支援活動についての講演会

AMDAが支援するトルコ・シリア現地講演会

2023年の2月6日、トルコで発生した地震は多くの人々の生活に深刻な影響を与えました。それを受けて、NPO法人AMDAは2月11日に現地へ医師や看護師を派遣し、緊急の医療支援活動を開始しました。AMDAは、「困ったときはお互いさま」の精神をもって、医療・保健衛生の分野で多国籍の医師団を結成して支援を展開しています。特に、アダナやアドゥヤマンなどの医師会と連携し、被災者への健康チェックや物資の支援を行ってきました。

AMDAのプロジェクトオフィサーである長谷奈苗さんは、これらの活動を通じて得た知見や体験を4月18日に行われる「トルコ・シリアで起こっていること」という講演会で共有します。このイベントは、リアルとオンラインの両方で参加可能で、参加費は無料です。会場は岡山市にある日本基督教団岡山教会で、定員はリアル参加が30名、オンラインは無制限です。事前の申し込みはYMCAの公式HPで受け付けています。

AMDAについて

AMDAは、1984年に設立され、相互扶助の精神に基づいた人道支援活動を展開している団体です。「アジア医師連絡協議会」としてスタートし、現在では32の国と地域に支部を持ち、医療・保健衛生の分野での支援を行っています。また、国連とも連携し、「特定非営利活動法人」に認定されるなど、国際的な評価も得ています。

長谷さんの講演では、具体的に現地の人々がどのような状況に置かれているのか、また日本からできる支援の形についても考える機会が設けられる予定です。緊急支援だけでなく、持続可能な支援体制を築くために、私たちが何をできるのか、一緒に学びたくありませんか？