住宅テックラボとハウスドゥの提携がもたらす新たなサービス展開

株式会社住宅テックラボ（以下、住宅テックラボ）と株式会社ハウスドゥが業務提携を結び、2025年7月からハウスドゥの全国加盟店が、住宅テックラボの先進的なサービスを特別価格で導入できるようになることが発表されました。この提携は、不動産業界における新しい価値の創造を目指し、さまざまなサービスを提供することによって、加盟店の競争力を高める狙いがあります。

提供されるサービスの概要

住宅テックラボが提供する主なサービスには、「オーナーサーチ」、「ちんさてくん」といった革新的なツールが含まれています。これらのサービスは、加盟店が効率的かつ効果的に顧客を獲得するための支援を行います。

オーナーサーチ

「オーナーサーチ」は、不動産オーナー情報を収集するサービスで、公開されている登記簿から情報を取り出し、整理されたリストとして提供します。特筆すべきは、全国どこでも町丁目単位でオーダーができるため、特定のエリアに集中したターゲティングが可能です。この特長により、無駄なコストを削減しながら、集中的にアプローチしたいエリアにフォーカスできます。また、オーナーの電話番号や物件の特長など、必要な情報を詳細に取得することができます。これにより、営業活動において成果を上げやすいリストを作成することが可能になります。

AI賃料査定ツール「ちんさてくん」

次に紹介するのが、「ちんさてくん」というAIを活用した賃料査定ツールです。このサービスは、1,700億を超えるビッグデータを基に、正確な賃料査定を行います。リアルタイムで過去の募集履歴や空室率も確認できるため、迅速かつ適切な情報提供が可能です。さらに、査定報告書も即時に生成でき、オーナーに納得していただける資料を提供することで、取引の信頼性を高めます。

集客支援サービス

この提携によって、住宅テックラボは営業代行やセミナー集客支援といったサービスも展開します。営業リストや賃料査定の作成に加え、新たな集客チャネルの開拓をしまうサポートが行われるため、不動産会社はより強力なマーケティング戦略を実行できます。くわえて、オーナー通信の印刷・発送もワンストップで対応するため、顧客との接点を強化できます。

住宅テックラボのビジョン

住宅テックラボの社長、梶宏輔氏は、「私たちの目指すところは、テクノロジーの力で不動産業界を変革することです。今回の提携を通じて、より多くの業者に高品質なサービスを提供し、不動産市場全体の発展に寄与したい」と述べています。最新の技術と情報を駆使したこれらのサービスを通じて、業界の発展と顧客満足の向上が期待されます。