FonとQualcommが実現する革新的なWi-Fi音楽体験とは
FonとQualcommが切り拓く新たな音楽体験
世界最大のWi-Fiコミュニティ、FonがQualcomm社の先進的な音楽ストリーミング技術AllPlayと連携し、家庭用の音楽再生システムを一新します。この革新的なソリューションは2015 CESで発表され、多くの音楽ファンの期待を集めています。
Gramofonの登場
変わりつつある音楽の楽しみ方。Fonはその最前線に立っています。Gramofonは、既存のスピーカーや音響システムをワイヤレス音楽再生機器へと変えることができるユニークなデバイスです。このデバイスをステレオに接続し、Wi-Fiを介してインターネットに接続することで、自宅での音楽体験を一新します。お気に入りの音楽アプリと連携できるため、簡単に様々な音楽を楽しむことが可能です。
AllPlayの機能と可能性
GramofonはQualcommのAllPlay技術を搭載することにより、その機能に新たな道を切り開きます。既存のSpotifyとの連携だけでなく、TuneIn、iHeartRadio、Rhapsodyなど複数のクラウド音楽サービスと連携し、ユーザーにはより広範な音楽体験を提供します。また、AllPlayは同時に複数のGramofonを使用し、音楽を同時再生する機能も充実しています。ユーザーは、自身のローカルストレージやデバイスに保存された音楽、さらにはDLNAサーバーから音楽をストリーミング再生することも可能です。
音楽の未来を築く
FonはCESでの発表を通じて、クラウド音楽サービスとデジタル配送業者との関係を構築し、Gramofonユーザーに最高の音楽体験を提供することを目指しています。これにより、音楽体験はさらに豊かになり、多様な音楽プロジェクトが加速することが期待されています。FonのCEO、マーティン・バーサフスキー氏は、「我々はGramofonとAllPlayの連携に心躍らせている。家庭用オーディオ再生装置の問題に対するエレガントな解決策を提供できることで、私たちのビジョンに近づけている」と述べています。
競争が激化する中でのGramofon
さまざまな競合他社がWi-Fi音楽スペースに進出する中で、AllPlayとの統合はGramofonを市場のリーダーへと押し上げています。その低価格と使いやすさは、多くのユーザーにとって魅力的です。Gramofonのコンセプトは、既存の音響システムを最大限に活かすことができ、新しいスピーカーに投資する必要がなく、手軽に音楽を楽しむことができます。
FonとQualcommの背景
Fonは2006年に設立され、以来グローバルなWi-Fiリーダーとして成長を続けています。現在、1300万のWi-Fiスポットを200カ国以上に展開しています。一方、Qualcommは通信技術のリーダーとして、これまでも数多くの革新的な技術を生み出してきました。彼らの協力関係は、音響体験の新しい可能性を引き出すものと期待されます。
この新たな音楽体験は、今後ますます多くの家庭に広がり、ユーザーにとっての音楽の楽しみ方を一新することが予測されます。これからの進化を楽しみにしたいところです。
会社情報
- 会社名
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フォン・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都豊島区池袋2-14-4 池袋TAビル8F
- 電話番号
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03-6384-7966