大阪芸術大学次世代クリエイターによるドローンショー
2024年春、兵庫県伊丹市にある大阪芸術大学短期大学部は、新設された「ドローンクリエイターズコース」の初めての作品発表として、学生がデザインとエンジニアリングを手掛けた卒業制作ドローンショーを実施しました。この取り組みは、プロのドローンチームとの産学連携によって実現したもので、次世代クリエイターの育成と地域社会への新たな文化体験の提供を目指しています。
ドローンクリエイターズコースについて
この新しい正規カリキュラムは、国家資格取得を含む多彩な知識と技術を学生に提供し、空撮や動画編集、作品制作を通じてクリエイティブなスキルを磨くことを目的としています。本年度のドローンショーは、その学びの成果を生かし、1年生が主体となって実施したものであり、参加学生たちは授業で学んだ知識をいかんなく発揮しました。2年生の中には、卒業制作とは異なる独自の演出を手掛けた学生もいました。
プロフェッショナルとの連携
本プロジェクトは、松井信博特任准教授の指導のもと、沖縄県の「ルーカスドローン株式会社」との提携によって実現しました。学生たちは、デザイン制作にとどまらず、飛行制御システムやエンジニアリング技術を半年間にわたって学び、事故防止のための責任感や最新テクノロジーを芸術に堪能するプロセスを身に着けました。これらの実学を通じて、学生たちは自信を持ち、夜空を彩るドローンのショーを制作しました。
地域との交流を深める
地域創生と連携の重要性を認識する大阪芸術大学短期大学部にとって、今回のドローンショーは、地域住民に対しても無料で開放され、多くの方々が来場しました。日程は、当初の予定から急遽変更されて行われたにもかかわらず、11名の1年生と2名の2年生が責任を持って本番に臨みました。
当日は、学生たちの作品が披露され、重なり合うハートが形を変えてクローバーとなり、幻想的な月の満ち欠けも演出されました。また、近隣の伊丹空港をテーマにした「滑走路と飛行機」のモチーフも取り入れられ、地域性を象徴する内容に仕上がりました。学生の創造力が存分に発揮された素晴らしいショーとなりました。
特別上映と地域住民の反応
ショーの後半では、ルーカスドローン株式会社の協力により、300機を使用した壮大な特別上映が行われました。その際には、「大阪芸術大学短期大学部」のロゴが空に浮かび上がり、来場者たちはその光景に圧倒される場面が多く見られました。「すごいね」「びっくりした」といった声が多く寄せられ、地域住民との新たな文化交流が実を結んだことが伺えます。今回のイベントは、YouTubeでの生配信も行われており、現在アーカイブ動画が視聴可能です。
アーカイブ映像と今後の取り組み
この「卒業制作ドローンショー」は、今後も地域社会とのつながりを重視し、学生たちが学んできた技術を活かした活動を続けていくことでしょう。新たな文化体験が次世代のクリエイターと共に広がることを期待しています。