性教育の重要性
2024-10-22 19:49:45

助産師と子どもたちが考える命の尊さと性教育の重要性

性教育出前授業 ~命と生きるを考える~



2024年10月11日、大阪府泉佐野市で特定非営利活動法人キリンこども応援団のフリースクール「キリンのとびら」において、助産師の岡本悠希さんを招いた性教育の出前授業が開催されました。今回は、小中高生12名が参加し、彼らが自らの身体や命について深く考える機会となりました。

講師の岡本さんと子どもたち


授業が始まると、岡本さんは「いのちや生きるとは何か」を考えることからスタートしました。彼女は出産の仕組みや、命の誕生の過程を詳しく説明し、子どもたちは真剣に耳を傾けました。特に、受精卵が身を守りながら子宮に着床する過程を学ぶことで、命の尊さを実感しました。

生理や出産、さらには性交や避妊についても触れました。岡本さんは、実際にコンドームを手渡して正しい装着方法を教え、子どもたちが積極的に学ぶ姿勢を見せました。このようなリアルな性教育は、学校ではなかなか受けられない貴重な体験であり、特にフリースクールでは信頼関係が築かれているからこそできる教育なのです。

実体験を通して学ぶ大切さ


授業の中で子どもたちは、実際の出産シーンの映像を視聴しました。赤ちゃんの心音を聞くシーンや、母親が新たな命を抱える瞬間を見守る体験は、彼らにとって深い感動をもたらしました。中には、改めて母親に感謝の気持ちを持つようになったという声も。

「コンドームの使い方は印象に残った」と話す子どもも多く、避妊具について学んだことで、今後の自分の体への理解が深まったと述べていました。

岡本さんのメッセージ


授業の最後には、岡本さんから心に響くメッセージが届けられました。「自分の体は大事にするもの。いつか子どもを持ちたいと思った時のためにも、自分自身と向き合ってほしい」と優しく伝えました。また、彼女が世界の様々な人々の暮らしについて学んだことも、子どもたちにとって貴重な話でした。

参加者の一人は、「性教育を受けて、自分の未来について深く考えられるようになった」と語りました。他の参加者も「岡本さんのような優しい医療関係者がもっと増えて欲しい」と、その重要性を強調しました。

水取代表の考え


キリンこども応援団の水取代表は、不登校の子どもたちが体験の機会を持てるよう工夫していることを強調しました。「性教育は、現代の子どもたちにとって重要なテーマ。これからも彼らが未来へ踏み出せる“居場所”を提供していきたい」と話します。

まとめ


このような授業を通じて、子どもたちは命の尊さや性に関する知識を直に学び、自らの未来への意識を高めました。フリースクール「キリンのとびら」では、引き続き様々な体験を提供し、子どもたちの成長を支えていく取り組みを行っていく予定です。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人キリンこども応援団
住所
大阪府泉佐野市若宮町9番3号
電話番号
072-429-9511

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