日東工業の施工革新・端子台がJECA FAIR 2025で大阪府知事賞を受賞

日東工業の施工革新・端子台シリーズが受賞

日東工業株式会社が誇る「施工革新・端子台シリーズ」が、特に注目されたのは、電気設備関連の大規模展示会「JECA FAIR 2025」において「大阪府知事賞」を授与されたことです。この受賞により、同社の革新性や技術力が改めて評価されることになりました。

受賞の背景

「JECA FAIR」は日本最大級の電気設備総合展示会であり、ここでは数多くの企業が新たな製品を発表し、技術の進化を競い合います。この製品コンクールでも、様々な観点から製品が評価され、候補の中から選ばれたのが日東工業の端子台シリーズです。特に、施工性の向上や社会貢献度の高さが評価されたポイントです。

電気設備業界の課題と対策

現在、電気設備業界では労働環境の改善や人手不足といった多くの課題に直面しています。こうした背景のもと、日東工業は「最高の施工品質を、最速で。」を掲げ、業界初の機構や構造を採用し、施工現場での効率化を図ったのがこの端子台シリーズです。この製品は特に配線作業に着目し、様々な新しい技術を取り入れています。

製品の主な特徴

1. アース端子台・速結端子ユニット
- 分電盤のアース結線を速結端子化することで、作業がより迅速に進むようになります。
- コスト削減も実現しており、アース用銅バーをそのまま利用できます。
- ユニット連結構造を採用し、回路数に応じた増設が容易に行えるのが大きな特長です。

2. ブレーカ用端子台・スプリング端子形
- 幹線や分岐回路の結線を迅速化するために、強化された透明レバーを採用。
- レバー操作のみでの簡単な電線接続が可能で、接続部の目視確認も便利になっています。

3. ブレーカ用端子台・リペア端子形
- ねじ端子部分の交換が可能で、破損の場合でも迅速にメンテナンスができます。
- 特に仮設盤などで多くの電線の付け外しが必要な際には、作業の効率化に寄与します。