新たなAIによる志望理由書添削サービスが誕生
教育の領域において、AI技術の活用が進んでいます。その中でも、第一学習社と株式会社レベルエンターが共同開発した「志望理由書AI添削+」は、多くの受験生にとって大きな助けとなる新サービスです。モニターキャンペーンの開始と共に期待が高まっています。
開発の背景
2015年に文部科学省が決定した「高大接続改革実行プラン」により、大学入試の評価基準が大きく変わりました。従来の「知識・技能」に加え、受験生の思考力や表現力も重要視されるようになり、志望理由書の重要性は増しています。しかし、専門家による添削作業は時間がかかり、すべての学生が十分な指導を受けられるわけではありませんでした。この課題に対処するために、第一学習社の蓄積されたノウハウを活用したAIサービスが開発されました。
サービスの特長
1.
豊富なノウハウをAIが学習
42年にわたり1年間で約80万件の添削データを持つ第一学習社。その知見がAIにインプットされることで、従来の添削と同じ品質を再現できます。
2.
クオリティと納期の両立
AIによる一次添削と専門家の最終チェックを融合させることで、高品質な添削を素早く行うことが可能です。平均5営業日程度での返却が実現しました。
3.
多様な評価基準による分析
第一学習社が独自に策定したルーブリックを使用し、志望理由書の様々な観点からの評価を行います。受験生は自分の強みや課題を客観的に理解しやすくなります。
開発者の思い
レベルエンターの代表山本大氏は、AIが学生の進路選択のサポートをし、安心感を与えるサービスを目指したと述べています。特に第一学習社との共同作業は、データ学習の質を向上させる大きな一歩でした。教育の現場でも、AIと人間の添削が融合することで、学生にとって新しい可能性が広がっていくと期待されています。
教育現場からの声
第一学習社教育部からは、AIによる即時反応がなぜ優れているのか、また人間が添削において果たす役割の重要性が指摘されています。両者の強みを活かした新しい添削方法が、多くの高校生の進路実現へと繋がることに大きな意義があります。
モニターキャンペーンの詳細
「志望理由書AI添削+」のモニターが今秋にスタートします。通常価格1,980円のところ、特別価格1,760円でサービスを受けることができるチャンスです。モニター参加者は、キャンペーン終了後にアンケートに協力する必要があります。
申し込みは
こちらから。
まとめ
技術の進展に伴い、教育分野も変革を迎えています。「志望理由書AI添削+」は、AI技術を駆使して受験生を支援する新しい試みです。これにより、多くの学生が自分の能力をしっかりと伝える手助けを得られることを期待しています。