DEEPCOREが特許庁の知財専門家派遣プログラムに採択
株式会社ディープコア(DEEPCORE)は、特許庁が運営する知財専門家派遣プログラム「VC-IPAS」に採択されました。このプログラムの参加により、DEEPCOREは投資先スタートアップに対して知的財産支援を強化し、インキュベーション拠点「KERNEL」に所属するメンバーへの知財戦略の構築をサポートします。
DEEPCOREの取り組みと背景
DEEPCOREは、AIおよびディープテック分野のスタートアップに特化したベンチャーキャピタルとして、先進的な技術を持つ企業への投資を積極的に行っています。「KERNEL」は、起業を目指すAIエンジニアや研究者にとっての重要なコミュニティとして機能しており、多くのメンバーが日々新しいビジネスの立ち上げを目指しています。
今回採択されたVC-IPASプログラムでは、DEEPCOREが投資するスタートアップやKERNELのメンバーに対して、AI領域に特化した知財戦略のセミナーや専門家との相談会を実施する計画が進められています。これにより、最新の知識と戦略を学び、実践的な知財支援を受けることが期待されています。
VC-IPASプログラムの特徴
スタートアップにおいては、技術やアイデアが競争力の源泉である一方、知財の理解不足や戦略の立案に必要なリソース不足が課題とされています。VC-IPASプログラムは、スタートアップが知財を効果的に保護・活用するために、弁理士や弁護士などの専門家をVCに派遣する仕組みです。
派遣された専門家は、投資前および投資後にスタートアップと密接に連携し、ビジネス戦略に沿った知財戦略の構築を支援します。こうした支援を通じて、スタートアップの成長を促進することが目的とされています。
DEEPCOREとは
DEEPCOREは、技術によって世界に変革をもたらす志を持つ起業家を支援するべく設立されたベンチャーキャピタルであり、AIやその他の先進技術に特化した投資を行っています。ヘルスケア、製造、物流など、さまざまな業界のスタートアップに対してプレシードからアーリーステージを対象に資金提供を行っています。
また、DEEPCOREは「KERNEL」と呼ばれるコミュニティを運営し、AI技術者や研究者を集めてネットワークを広げています。さらに、海外市場に進出を目指すスタートアップ向けのアクセラレータープログラム「KERNEL Global Startup Camp」を提供し、スタートアップの成長を支援しています。DEEPCOREは、スタートアップのキャリア形成をサポートするマッチングプラットフォーム「LINKS by KERNEL」も展開しています。
DEEPCOREに関する情報
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投資先スタートアップとの連携を強化し、知財戦略の重要性を広めることで、DEEPCOREはスタートアップ業界における存在感をさらに高めていくことでしょう。