宇宙を舞台にした新しいエンターテイメントが開幕
2020年12月31日、全く新しいエンターテイメントの潮流が始まる。世界初の取り組み、ジャルジャルによる「宇宙でのコント」が実現するのだ。この企画は、KIBO宇宙放送局の一環として、宇宙空間で行われるパフォーマンスとして期待が高まっている。
ジャルジャルは、2020年9月に開催された「キングオブコント」で優勝し、その際に語っていた「宇宙でコントをやりたい」という夢が、まさに現実のものとなった。出演する福徳秀介さんと後藤淳平さんのコメントにもその情熱が溢れている。
福徳: "宇宙でコントをする夢に一歩近づけたのが大きな喜びです。"
> 後藤: "まさかこんなに早く宇宙と関われるとは!唯一無二のスペースコメディアンとして、ぜひ見てほしいです!"
宇宙からの音楽パフォーマンス
ジャルジャルのコントだけではなく、音楽のパフォーマンスも宇宙という特別な環境で行われる。岡崎体育は、宇宙で新曲「Show Window」を披露。アップテンポなこの曲は、新年を迎えた直後に宇宙から届けられ、期待感を盛り上げる。また、コトリンゴは地上スタジオから「こんにちはまたあした」を演奏し、SNSで募集した2021年の抱負を発表する。
さらに、矢野顕子はニューヨークからISSの野口聡一JAXA宇宙飛行士と交信予定である。新たに披露する未発表曲「わたしがうまれる」や、赤ちゃんへのメッセージ映像も公開される予定だ。こうした宇宙ならではの特別な演出が、この番組の魅力となるだろう。
宇宙放送局の全貌
KIBO宇宙放送局とは、JAXAの協力のもとに生まれた、宇宙と地上を双方向に結ぶ独自の放送局だ。これまでに、宇宙での双方向ライブ配信にも成功しており、その技術力も注目が集まっている。この放送局を活用することで、視聴者は宇宙にいる感覚をより強く感じることができる。
番組は、宇宙スタジオから野口宇宙飛行士が出演し、MCは山寺宏一が務める。地上スタジオでは、松岡茉優やフリーアナウンサーの青木源太、中とんとカンニング竹山らが参加し、賑やかな進行が期待される。
特別に用意されたセットでは、ISSの一部を実際のサイズで再現しており、宇宙飛行士の山崎直子がその解説を行ってくれる。ここでしか味わえない、貴重な体験が待っている。
未来への希望を宇宙から発信
「KIBO宇宙放送局」では、宇宙を舞台にしたエンターテイメントが多数用意されている。国境や言語、世代を越えた人々が、2021年の希望を宇宙から共有する。その一環として行われるこの番組は、ただのエンタメではなく、人々に夢や希望を届ける重要なプロジェクトでもあるのだ。
この新たなプロジェクトは、宇宙の神秘を感じる場であり、観る人々にとっても特別な体験となることだろう。エンターテインメントの枠を超えて、夢の実現へ向けた一歩が踏み出される瞬間を、ぜひ見逃さないでほしい。