舘山寺温泉エリアでの「WANDERIDE」実証実験開始
静岡県浜松市の美しい舘山寺温泉エリアで、glafit株式会社が新たな観光体験を提供するための実証実験を開始しました。この試みは、2026年3月20日から始まり、電動パーソナルモビリティ「WANDERIDE」を活用したマイクロシェアリングサービスが中心となっています。観光地の魅力を広めることを目的としており、これにより観光客が自由な移動を楽しむことができるように設計されています。
電動モビリティで観光の新しい形を体験
「WANDERIDE」は、特定小型原動機付自転車を利用した移動手段で、観光客は自家用車を置いたまま、自由に温泉街や浜名湖周辺を巡ることが可能です。舘山寺温泉には、温泉街、浜名湖、フラワーパークなど、魅力的な観光スポットが点在していますが、これらを効率よく回るためには移動手段が鍵となります。
今回の実証実験では、WANDERIDEを通じて、特定小型原付による回遊性の向上を目指しています。観光客が好きなペースで観光を楽しむことができ、移動自体が新たな観光体験となることが期待されています。特に、観光スポット間を気軽に移動できることで、訪れた観光地をひとつの流れとして体験する楽しさを提供します。
地域全体の魅力を結ぶ新たな提案
観光の「点」から「面」への転換が、この「WANDERIDE」の導入意義です。観光協会や宿泊施設にとっても、地域回遊の設計や二次交通整備の新たな選択肢となります。そして、利用者は貸出拠点を起点に、温泉街、浜名湖、門前通り、フラワーパークなどを巡ることができ、それぞれのスポットをつなげることが可能です。
また、「NFR-01 Pro⁺」と呼ばれる電動サイクルが利用され、これにより移動の楽しさと利便性が向上します。この電動サイクルは静かで操作が簡単なため、観光地の風景を存分に楽しむことができます。
導入する中での反響と今後の展望
実証実験を実施する舘山寺温泉観光協会の中野雅晴氏は、「WANDERIDEを通じて、これまでの『点』から『面』の観光を促進し、より多くの人に舘山寺の魅力を体感してもらいたい」と語ります。また、今後は宿泊施設や飲食店との連動プランも検討されており、観光体験の質を高める方針です。
さらに、glafit社の鳴海禎造CEOは、「地域の観光資源が点在する中で、移動手段の選択肢が観光体験に大きく影響する」と強調しています。この実証実験は、観光地の二次・三次交通の新しい選択肢を探る大きな一歩となります。
利便性と楽しさを兼ね備えた「WANDERIDE」
この取り組みを契機に、観光客は「WANDERIDE」を利用して目的地間を自由に移動することで、より多くの観光スポットを体験し、地域全体の魅力を味わうことができます。また、全ての年齢層に利用できるため、若年層や観光客に広く受け入れられることが期待されます。これにより、地域活性化への貢献とともに、観光地の新たな魅力を発信することができます。
この実証実験は、地域観光の未来を変えるかもしれない大きな可能性を秘めています。新しい観光スタイルで、舘山寺温泉エリアを訪れる人々に素晴らしい体験を提供する「WANDERIDE」の今後に注目です。