新しい環境への取り組み:ボトルtoボトル
コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社(本社:東京都港区)は、福岡ソフトバンクホークス株式会社(本社:福岡県福岡市)と共に、PETボトルのリサイクルに向けた新たな取り組みを開始します。このプロジェクトは「ボトルtoボトル」と名付けられ、使用済みPETボトルを回収し、新しいPETボトルとして再生するプロセスを実施します。2025年9月20日から、ソフトバンクホークスの本拠地である「みずほPayPayドーム福岡」にて、この取り組みが本格的にスタートする予定です。
プロジェクトの背景
環境問題が深刻化する現代において、企業の社会的責任が問われています。特に、プラスチック使用に関する取り組みは急務です。コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、自社の製品が持つ影響を認識し、資源循環社会の実現に向けた方針を掲げています。そこで、ソフトバンクホークスとのコラボレーションを通じて、地域の環境保護活動を推進することとなりました。
「ボトルtoボトル」プロセスとは?
「ボトルtoボトル」というプロセスは、使用済みのPETボトルをリサイクル処理し、再びPETボトルとして利用可能な原料に加工する仕組みです。これにより、廃棄物を減少させ、資源の有効利用が図れます。
具体的には、みずほPayPayドーム内のリサイクルボックスや売店から集められた使用済みPETボトルを回収し、コカ・コーラのボトル製品として再生する流れになります。これにより、循環型社会の実現に寄与するとともに、来場者への環境意識の醸成も期待されます。
実施に向けた具体的な活動
プロジェクトの初日である2025年9月20日には、特別なイベントが予定されています。この日から、ソフトバンクホークスの主催試合において、使用済みPETボトルの本格的な回収がスタートします。球場内には、リサイクルボックスが設置され、来場者の協力を呼びかけるデザインが採用される予定です。また、大型ビジョン「ホークスビジョン」やPOP広告を活用し、観客に対して分別の重要性を啓発する活動も行います。
環境教育への貢献
コカ・コーラ ボトラーズジャパンとソフトバンクホークスの共同の取り組みは、単に資源のリサイクルに留まるものではありません。地域社会における環境教育の一環として、リサイクルの重要性をしっかりと伝えていくことも大きな目的の一つです。来場者に対して、身近な活動から環境問題に関心を持ち、積極的に行動をするよう促していきます。
未来に向けたビジョン
「ボトルtoボトル」プロジェクトを通じて、コカ・コーラ ボトラーズジャパンは日本国内でのPETボトルのリサイクル活動をさらに推進し、持続可能な未来に向けた一歩を踏み出します。これからも、企業とスポーツ、地域社会が協力し合い、環境保護に取り組む姿勢を、皆様にお届けしていきたいと考えています。観客の皆さんと共に実施するこのプロジェクトが、より良い社会の実現に貢献することを目指しています。