GLOBALTREE、S.C.P. Japan、筑波大学と連携し、スポーツを通じた国際交流プログラムを本格始動！

スポーツを通じた国際交流プログラムが本格始動！

ハッピーライフケア株式会社（GLOBALTREE）、一般社団法人S.C.P. Japan、筑波大学・TIAS2.0の3者は、2024年夏より、スポーツを通じた国際交流プログラムを本格始動することを発表しました。

このプログラムは、3者間のコラボレーションによる初めての試みとなります。GLOBALTREEは、2021年6月よりS.C.P. Japanとアライアンスパートナーシップ契約を締結し、様々な活動でビジョンを共有してきました。今回のプログラムはその取り組みの一つとして、多様性を尊重し、インクルーシブな社会の実現を目指します。

# プログラムの目的

このプログラムは、以下の3つの目的を掲げています。

1. 多様性を尊重するインクルーシブな社会に向けて、他者と積極的に、対話的に関われる人が育つこと
2. 障害のある子どもたちへ、多様性を尊重し包括的な体験の機会を提供すること
3. 国際交流を通じて新たな視野を広げ、互いの文化や考え方を理解し合う機会を得ること

プログラムは、定期的な事前ミーティングを通して、プロジェクトメンバーが綿密に連携し進められます。

# プログラムの目標

プログラムを通じて、参加者は以下の目標を達成することを目指します。

1. 知識及び技能: 言葉以外のコミュニケーション手段が存在することを理解する
2. 思考力・判断力・表現力等: 様々なコミュニケーション手段を用いて、自己や仲間の考えたことを他者に伝える能力を身につける
3. 学びに向かう力、人間性等: 仲間の気持ちや考えを認め、協力して取り組む力を養う

# プロジェクトコアメンバー

一般社団法人 S.C.P. Japan

「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」というビジョンのもと、スポーツを通じた共育・研修・人材育成・国際協力事業等を行っています。

井上由惟子代表理事: 元女子サッカー選手。JICA協力隊（ブータン・体育隊員）として活躍。筑波大学大学院で「スポーツ国際開発学」修士号を取得。現在は、S.C.P. Japan代表理事として、子どもの権利を守る活動や、インクルーシブなスポーツ環境づくりに取り組んでいます。
繁浪由希理事・プロジェクトマネージャー: 元女子サッカー選手。選手生活を送りながらも、幼稚園教諭一種免許を取得。現在は、S.C.P.Japanでプロジェクトマネージャーとコンプライアンス担当を兼務しています。
橋本紗英アシスタントマネージャー: S.C.P. Japanで、ジェンダーや「子どもの権利」を守る活動であるセーフガーディングの業務を担当。ニュージーランド留学では、現地のスポーツ振興団体でインターンを経験。筑波大学スポーツ国際開発学共同専攻を修了しています。

筑波大学・TIAS2.0

日本政府が推進する「Sport for Tomorrow」プログラムの一環として2015年に開設された、日本で唯一の「スポーツ・オリンピック学」の学位を取得できる大学院プログラムです。

ランディープ・ラクワール教授: スポーツ・オリンピック学の国際的な大学院プログラムTIAS2.0で教鞭をとっています。植物と人間の健康、スポーツ科学と医学に焦点を当てた研究を行っています。
エンゾー: ブラジル出身の心理学者。精神科クリニックでのインターン経験や自閉症スペクトラムの子どもの家庭教師経験を持ち、筑波大学で学びながら、心理学者、神経心理学者として様々な症状の診断に携わっています。
ロドリゴ: メキシコ出身。スポーツコーチの資格を持つ理学療法士。健康、スポーツ、コーチングへの情熱を持って国内外で活躍しています。現在は、筑波大学（体育系）の研究生です。

GLOBALTREE

特別支援学級・学校へ通っている、または発達が気になる小学校1年生〜のお子さまを対象とした療育施設です。学習や運動に特化した施設、アートや工作に特化するなど、様々なコンセプトの事業所を展開しています。

GLOBALTREEは、「幸福な未来に向けて社会に飛び立てるように」という願いを込めて、天道虫（てんとうむし）をシンボルにしています。多種多様なレクリエーションを通して、「楽しい！」から成長を促す療育プログラムを提供しています。