厚真町で進められるさくら植樹活動
2024年10月5日(土)、北海道勇払郡厚真町にて「厚真町さくら植樹」が行われます。このイベントは、地域の自然環境を守り育てることを目的としたもので、約150名のボランティアがエゾヤマザクラ1,000本を植栽します。
厚真町は、南部北海道に位置し、その7割が森林に覆われる自然豊かな地域です。さらに、肥沃な土地では多様な農作物が栽培されています。特に、ハスカップの栽培面積は日本一を誇り、町の特産品として知られています。
公益財団法人イオン環境財団は、この町の自然環境の保全を目的に、2015年から3年間にわたり、厚真川上流近くのレジャー施設跡地において、水源涵養機能の回復を目指して植樹活動を実施。地域ボランティアの協力を得ながら、16,400本の苗木を植えました。また、2021年からは財団設立30周年を祝う「さくらの名所づくり」を始め、吉野地区で30本のエゾヤマザクラとヤエザクラを植樹しました。これにより、震災で被害を受けた地域の復興を願っています。
さらに2022年には、幌内地区で500本、2023年にも1,200本のエゾヤマザクラを植栽しました。今年の植樹で、累計で3,150本を越えることとなり、町民が憩える「さくらの名所」として親しまれることを期待されています。
このイベントには、厚真町の町長宮坂尚市朗氏やイオンの執行役副社長、地域の企業の代表者たちも出席し、地域への思いを語ります。ボランティアたちと共に自然を守り、次世代へと受け継ぐため、皆で手を取り合う重要な活動です。
今後も公益財団法人イオン環境財団は、さまざまな環境保全活動に取り組み、地球環境の改善に寄与していきます。この取り組みが、多くの人々にとって心のよりどころとなることを願っています。
北海道厚真町の魅力を感じながら、地域の未来を考えるこの活動は、参加者にとっても貴重な経験となることでしょう。自然を大切にし、持続可能な社会の実現に向けて共に歩むことが求められています。