新たなカラーが加わった「VIPER」
ドイツの高級筆記具メーカー「ディプロマット」から、新たに登場した万年筆VIPER。その新色ブラウンが、2024年11月に発売予定の新シリーズ「ELOX」以来、実に3年ぶりにリリースされることが発表されました。発売日は5月21日(水)で、既に販売各国での初回ロットが即完売するなど、その人気は留まるところを知りません。
VIPERの特徴は何と言っても、そのエレガントなデザインと心地よい書き味にあります。特に新色の芳醇なメタリックブラウンは、既存のブルーやブラックと比べ全く異なる美しさを演出。まるで爬虫類のウロコを思わせるギロシェパターンが施されたアルミニウム製のボディは、見る人を惹きつけます。その上、実用的な価格設定がなされているため、初めての万年筆としても愛好者の収集対象としても、幅広く利用されています。
巧妙なデザインと価格の魅力
VIPERは、単なる筆記具に留まらず、アートの一部分のようです。流線型のフォルムに緻密な設計が施されたフーデッドニブと一体感をもたらし、まったくの滑らかな書き心地を提供します。この高い実用性と美しさは、どんなシーンでも活躍すること間違いありません。
また、従来使用していた14金ペン先をステンレスに替えたことで、コストを抑えつつも高品質を確保。これにより、特に初めて万年筆を手にする方にとっても、非常に魅力的な選択肢となっています。
製品の特徴
- - 商品名: VIPER(バイパー)
- - 発売日: 2024年11月
- - 価格: 17,600円(税込)
- - 重量: 31g
- - ペン先: ステンレス製
- - 材質: アルミニウム(ギロシェ&アノダイズ仕上げ)
- - サイズ: 軸径12mm×長さ140mm
- - 機能: 両用式、マグネットロックキャップ付き
- - 付属品: コンバーター、カートリッジ
- - 生産国: ドイツ
- - カラー展開: ブラウン、ブルー、ブラック
ブランドの歴史
ディプロマットは、1922年にドイツ中西部ヘンネフで創業した、高級筆記具の名門です。ブランド名は「外交官」を意味し、世界的に影響力を持つ商業ブランドを目指して名付けられました。設立以来、「最高の品質」と「精密な職人技術」を基本理念とし、筆記具製造に情熱を注いできました。
1958年には、ドイツ市場初のカートリッジ式万年筆を発表し、その名は広まります。2008年には進化を遂げたロゴとデザインが発表され、現在の「インクフラワー」と呼ばれるロゴは、その革新の象徴と言えるでしょう。
まとめ
新色ブラウンを迎えたVIPERは、機能性とデザイン性が融合した商品です。手にすることで、その書き心地や美しさに魅了されることでしょう。ディプロマットの激情が込められたこの万年筆、ぜひ手に取ってみてください。