新ブランド「ODORIGI」
2024-08-12 17:10:35

郡上八幡の盆踊りを彩る新ブランド「ODORIGI」の魅力とは

新たな衣服ブランド「ODORIGI」の誕生



岐阜県郡上市に根ざす新たな衣服ブランド「ODORIGI」が、ユネスコ無形文化遺産である「郡上おどり」を背景に、若手クリエイターたちの手によって誕生しました。このブランドは、8月13日から郡上八幡町屋敷「越前屋」で一般販売を開始し、郡上おどりの自由なスタイルと独自の美学を表現した衣服を提供します。

ブランドの特徴



「ODORIGI」は、郡上おどりの新たなスタイルを提案する衣服ブランドです。伝統的な浴衣や半纏などを基にしつつ、アーティスト高橋理子氏をはじめとする郡上市のクリエイターたちが参加し、無駄のないパターン裁断や美しいデザインを追求しています。ブランドの服は、踊り手が自由に楽しむためのアイテムであり、郡上おどりの象徴的な衣服である「踊り浴衣」とも密接に関連しています。

盆踊り文化と衣服の自由



郡上おどりには明確な衣装規定がなく、踊り手は普段着でも参加できるのが特徴です。この自由度は、郡上の盆踊り文化の魅力の一つであり、さまざまな服装で踊ることが許容されています。しかし、自由な衣服が求められるなかで、ODORIGIは「自分たちが着たい!」という気持ちを形にしたデザインを提供します。

地元で作られた衣服の魅力



ODORIGIの衣服は、郡上市内で完全に手作業で制作されています。地元のシルクスクリーン産業を利用し、プリントから仕立てまで一貫して「郡上メイド」を追求しています。これにより、地元の伝統的な技術を支えることにもつながっています。また、ODORIGIの衣服は、踊り手の姿勢や心意気を表現することを目指しています。

デザイナーとクリエイター



ODORIGIの背後には、さまざまな分野の専門家が集まっています。例えば、アーティストの高橋理子は、伝統的な着物をアートとして表現する才能があります。彼女がデザインしたアイテムは、郡上の文化を体現しながらも現代のセンスに合わせたものです。さらに、GRANDという組織が中心となり、次世代のスクリーン印刷業界の発展に向けた取り組みが行われています。

これからの活動



ODORIGIのプロダクトは、郡上のおどり文化を自由に着こなすための衣服で、今後9つのラインナップがリリースされる予定です。踊り浴衣や半纏、さらにはオドリTシャツなど、そのバリエーションは多岐にわたります。これを通じて、全国的に「おどりぎ」が広まり、郡上の盆踊り文化を体現する新たなアパレルブランドへと成長することを目指しています。

さらに広がる郡上おどりの魅力



郡上おどりは、踊り手が自由な服装で参加できる点が大きな魅力です。ODORIGIの登場で、その自由なスタイルはさらに洗練され、若者たちにも広がっていくことでしょう。地域の伝統と現代の感性が融合したODORIGIは、全国の盆踊りを愛する人々とともに育まれていくことが期待されています。

展示と販売について



ODORIGIの衣服は、2024年8月3日から10月1日までの期間、郡上八幡町屋敷越前屋にて展示販売されます。この機会に、郡上おどりの前夜祭である「徹夜おどり」に合わせて、ズーム体験やトークセッションも実施されます。訪れる人々にとって、恵まれた郡上の盆踊り文化を体感し、新たなスタイルで楽しむチャンスとなるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

会社情報

会社名
GRAND
住所
岐阜県郡上市大和町島26
電話番号
0575-88-3998

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。