東急ステイが全ての施設で新たな制服を導入
東急リゾーツ&ステイ株式会社は、2025年3月10日から全31施設において制服をリニューアルし、身だしなみ規定を大幅に緩和すると発表しました。この施策は、ホテルスタッフと宿泊客との距離感を縮め、より深いおもてなしを実現するものです。
多様性への配慮と新たな制服デザイン
昨今、様々な国籍や人種のスタッフが共に働く環境下で、東急ステイは長らく続いた旧制服の見直しを決断しました。新しい制服はネイビーとホワイトを基調にしたシンプルなデザインで、ジェンダーレスなアクセントを取り入れています。特に、着心地の良さに配慮し、シワになりにくく伸縮性のある軽量素材を採用し、着る人にとって快適な体験を提供します。
この変更に伴い、清潔感を保ちながらも、頭髪やメイク、アクセサリーに関する厳しい規定は撤廃され、各ホテルの責任者が個々の判断を行える柔軟な運用が可能になります。これにより、地域の特色を反映した「31通りのオリジナルホテル」として、訪れた人々に魅力的な空間を提供することを目指します。
フレンドリーな接客へ進化
制服のリニューアルは、ただ衣服を新しくすることに留まらず、ホテルの接客スタイルをも変化させるものです。フロントスタッフはもはや単なる業務を行う存在ではなく、宿泊客とのコミュニケーションを重視する「コミュニケーター」としての役割を担うことになります。これにより、より高い満足度を追求したおもてなしを実現し、訪れた人々に記憶に残る宿泊体験を提供します。
環境に配慮したアップサイクル
新たな制服の導入に際し、旧制服については捨ててしまうのではなく、アップサイクルを通じて新たな命を吹き込む取り組みも計画しています。これにより、スタッフの思いや歴史を未来へ引き継ぎ、環境保全の観点からも社会に貢献できるよう努めています。環境に配慮した革新を進めながら、社会貢献活動を続ける姿勢を大切にしています。
東急ステイについて
東急ステイは、首都圏から北海道、九州、沖縄まで広がるアパートメントホテルであり、快適な滞在を提供することを目的としています。洗濯乾燥機や電子レンジ、ミニキッチンなどを備え、自宅のように自由に過ごせる空間を提供しています。現在、31の施設と5196室を運営し、さらにお客様にとっての最高の体験を追求しています。
会社概要
東急リゾーツ&ステイ株式会社は、宿泊業界において100を超える施設を運営し、様々な運営契約を提供しています。設立は1979年で、東京・渋谷を拠点に、民間や行政のニーズに応じた運営サポートを行っています。今後もお客様の期待に応える形で、サービスの向上に努めていく所存です。