特別養護老人ホーム弦巻の家が示す介護職の未来とその魅力

特別養護老人ホーム弦巻の家が発信する新たな介護職の魅力

2025年2月26日に開催された「Care Show Japan 2025」では、特別養護老人ホーム弦巻の家が参加し、介護職の魅力と未来の可能性について発信しました。このイベントでは、脇島佳奈さんをはじめとする介護職の方々が、日々の業務や挑戦を通じて得た経験を基に、介護職の重要性と未来について熱心に語りました。

トークセッション「The VOiCE of KAiGO」

このトークセッションでは、現役介護職が自身の言葉で介護業界の現状と未来について意見を交わしました。モデレーターには一般社団法人KAiGO PRiDEの小口貴幸氏が参加し、当法人の脇島佳奈さんや他の介護職パネラーたちが熱い議論を展開しました。主な議題としては、以下の内容が取り上げられました。
1. 介護職を選んだ理由
2. 介護の魅力
3. 介護の未来展望

脇島さんは、現場でのリアルな体験を通じて、「介護職が持つ本当の価値」について力強く発信し、多くの参加者の共感を得ました。彼女は、介護の現状や将来に対する困難を乗り越えるためのマインドセットや「KAiGOエコシステム」の重要性についても言及しました。

「LiNK WALK」: 介護とファッションの融合

さらに、弦巻の家では介護職と利用者が共に歩むファッションショー「LiNK WALK」にも参加。このイベントは、「一人では歩けないけれど、二人なら歩ける」というメッセージを届け、介護の新たな可能性を明示しました。参加した職員や利用者たちは、プロのメイクアップアーティストによるスタイリングを受け、堂々とレッドカーペットを歩く姿が印象深く、会場の多くの人々に感動を与えました。

参加した職員および利用者

- 職員: エレンフィトリアニー、脇島佳奈、横塚有真、野谷慶次郎、デンダサプトラ
- 利用者: 瀧澤喜美、川又淑子

介護業界の未来と人材確保

介護業界は現在、人材不足という深刻な問題に直面しています。2024年には介護職員の不足率が約50%に達する見込みであり、2035年までには今の約1.85倍の労働力が必要とされています。この背景を受けて、KAiGO PRiDEは介護職の魅力を広めるべく取り組んでいます。

特別養護老人ホーム弦巻の家では、職員がより高いプライドを持てるような環境作りに力を入れています。職員の成長を支援し、介護業界全体の魅力を向上させるための活動に力を入れています。