NECがPegatronとEdgecoreとの協業で400Gトランスポンダソリューションの認証を取得
NECは、Pegatron CorporationとEdgecore Networksと共同で取り組むことで、Telecom Infra Project(TIP)より400G光トランスポンダソリューションである「Phoenix」に関してBronzeバッジ認証を取得しました。この認証は、両社が開発した新型ハードウェア製品「Endeavor(Pegatron)」と「AMX3200(Edgecore)」に与えられ、これにより、通信業界におけるオープンな技術力の強化が期待されます。
400Gソリューションとは?
Phoenixとは、TIPの「Open Optical and Packet Transport(OOPT)」プロジェクトに基づいて定義された、光通信やIPネットワークにおける標準仕様であり、世界中の主要な通信事業者がこの基準に基づき開発を進めています。具体的には、NTT、Vodafone、Deutsche Telekomなどの大手通信事業者が、技術要件の定義や検証プロセスを通じて新しいソリューションの開発を行っているのです。
NE・Edgecoreによる独自性
NECのPhoenixソリューションは、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)やホワイトボックスハードウェア、標準光トランシーバーから成り立っています。この構成により、柔軟かつ拡張性のあるネットワークが実現可能です。「Endeavor」と「AMX3200」プラットフォームは共に、標準19インチラックに対応した1Uサイズで、最大1.6Tbpsの伝送容量を提供します。これにより、波長分割多重(WDM)アプリケーションにおける効率性が向上します。
OSSの重要性
NEC NOSは、これらのホワイトボックスプラットフォームに共通してインストールされ、高度なハードウェア管理機能やオープンAPIのサポートを提供。これにより、通信事業者はネットワーク管理の効率化と自動化を実現しやすくなります。これまでもNECは、高性能なハードウェアとOSSの組み合わせでTIPのGoldバッジ認証を受けており、エコシステムの強化に寄与しています。
3社の見解
この認証取得について、TIPのTransport技術責任者は、「Phoenixオープントランスポンダが業界への広範な影響を持つことを嬉しく思う。このハードウェアは、オペレーターが多様なソリューションを展開できる選択肢を提供する」と述べています。PegatronのJames Shue氏も、「高品質で標準に基づいた光ネットワーク機器を提供するという当社の取り組みを裏付ける」とコメントしています。
EdgecoreのNanda Ravindran氏は、「NECとの協業を拡大できることに満足している。これは両社のコミットメントを確認するものであり、オープンでスケーラブルな光トランスポートソリューションの提供を約束する」と語っています。これらの見解からも、3社の強い連携と未来への期待が感じられます。
総括
今回のBronzeバッジ認証取得は、NEC、Pegatron、Edgecoreの3社による400G光トランスポンダソリューションの強化を象徴しています。これにより、通信業界におけるエコシステムを一層推進し、安定性と柔軟性の向上に寄与することでしょう。今後の展開に注目が集まります。