CiiKとクラシコムが提携、新たな美味しさを探求するエージェンシー契約の実現
株式会社CiiK(東京都渋谷区)と、ライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」を運営する株式会社クラシコム(東京都国立市)が、このたび専属エージェンシー契約を締結しました。この協業は、大人男子をターゲットにしたSNSアカウント「それでも、美味いもん。」を通じて、新たな美味しさを追求する取り組みが中心です。
エージェンシー契約の背景
CiiK社は「One Temperature」をミッションに掲げ、日常の体験を豊かにすることを目指しています。その一環として、大人男性向けの情報発信を行い、料理やライフスタイルに関する提案を行っています。
一方、クラシコム社の「BRAND SOLUTION」プログラムは、企業のブランディング支援を行うもので、500以上のブランドを支援してきた実績があります。両社は、異なる顧客層を持ちながらも「自分らしさ」を重視した事業展開を行っており、この共通点が相乗効果を生むと考えています。
専属エージェンシー「それでも、美味いもん。」の魅力
「それでも、美味いもん。」は、CiiK社が運営する「大人男子ラボ」のプロジェクトの一環で誕生した料理アカウントで、主に30代男性をターゲットとしています。これは「疲れた夜に食べる“勝つメシ”」というコンセプトのもと、日常に寄り添ったレシピやシーンを発信しているのが特徴です。
立ち上げから9カ月でInstagramとTikTokにおいて総フォロワー数37万人を超えるなど、共感を呼ぶコンテンツが注目されています。高い再現性や魅力的なシズル感を持つコンテンツによりユーザーが強く共感できる形で成長しているのです。
初のコラボレーション企画
契約締結に際し、サントリー株式会社との初のタイアップ企画が発表されました。この企画は、サントリーの「茉莉花〈ジャスミン茶割・JJ〉缶」に合うアレンジ料理を「それでも、美味いもん。」が考案し、InstagramおよびTikTokで紹介されています。料理だけでなく、視覚的にも楽しめるショート動画が特徴的です。
今後の展開
今後、CiiK社は「それでも、美味いもん。」をさらに成長させるため、BtoB広告・ブランディングの新たな可能性を探り続けます。一方、クラシコムは、自社のエージェンシーとしての役割を拡大し、価値観を共有する企業との新しいビジネスモデルの構築に挑戦します。
CiiK代表の宮永瑛人氏は、「自分らしさを求める共通の価値観を持つクラシコム社との協業は非常に意義深く、今回のエージェンシー契約を通じて新しいメディアの可能性を追求していく」とコメントしています。クラシコム社代表の青木耕平氏も、この提携に対して「共に挑戦することで新しい価値を生み出せる」と期待を寄せています。
この取り組みを通じて、今後ますます進化する「それでも、美味いもん。」に注目が集まります。彼らの発信が、より多くの「美味しさ」を日常に運んでくることを期待しましょう。