AIアバター研修開始
2025-05-28 08:50:22

関西みらい銀行がAIアバターを用いた研修サービスを導入

関西みらい銀行がAIアバターを導入



関西みらい銀行が、株式会社エクサウィザーズと連携し、AIアバターを利用した対話型ロールプレイングサービス「exaBase ロープレ」を導入しました。この革新は、特に2025年4月入社の新卒170名に向けて行われ、研修において顧客対応スキルを向上させることを目的としています。

新たな研修方法の導入


研修は、ロビーでの接客や電話応対といった実務に直結する場面を想定して設計されています。これにより、新入社員が現場ですぐに活躍できる力をつけることが期待されています。このプログラムの導入によって、社員一人ひとりが即戦力として成長することを目指しています。

課題の解決


関西みらい銀行ではこれまで、ロールプレイングを行う際の心理的な負担や評価の一貫性のなさ、リアリティ不足といった問題がありました。これを解決するために「exaBase ロープレ」を選択しました。AIアバターとの対話を通じて、社員はよりスムーズにロールプレイングを行えるようになり、個々のスキルを向上させることが可能となりました。

具体的な特徴


「exaBase ロープレ」の特長には、以下の点が挙げられます。
1. 独自のシナリオ設定: 銀行特有の顧客対応シナリオが可能で、実際の対応を模擬することで実践的な研修が実現されます。
2. 自由に設定可能なAIアバター: 性別や年齢を自由に設定したアバターと対話でき、よりリアルな状況を再現できます。
3. 公平な評価基準: 事前に設定した基準に基づいて100点満点の評価が行われ、フィードバックも的確に行われます。

このようにして、社員が自分の課題を理解しやすくし、個々の向上を妨げる要因を減少させることが可能になります。

深野部長のコメント


関西みらい銀行の人財サービス部長である深野氏は、今回の取り組みについて「新入社員研修は座学が中心で、実践の機会が不足していた」と述べています。エクサウィザーズの「exaBase ロープレ」を導入することで、実際の業務に近い形で社員のスキルアップが図れると期待を寄せています。この革新的な施策の実施により、さらなるサービス品質の向上を目指すとのことです。

今後の展開


関西みらい銀行は、今後もこのAIアバターを活用した研修を段階的に拡大する方針を示しています。2~3年目の若手社員や中途入社者向けの教育プログラムにも展開予定で、さらに多くの社員がこの新しい研修方法の恩恵を受けることが期待されています。将来的には、りそなグループ全体でのAIを活用した革新が進むことでしょう。

「exaBase」はエクサウィザーズの登録商標であり、近年ますます注目を集めているAI技術を活用した研修サービスとして、多くの企業にとってヒントとなるアイデアを提供しています。関西みらい銀行の取り組みは、金融業界における人材育成に新風を吹き込むことが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社エクサウィザーズ
住所
東京都港区芝浦4丁目2−8住友不動産三田ファーストビル5階
電話番号

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