伊坂幸太郎の『死神』シリーズ新装版が2025年に登場！

伊坂幸太郎のミリオンセラーシリーズが新装版として登場

株式会社文藝春秋が、伊坂幸太郎さんの人気小説「死神」シリーズの新装版を2025年に刊行することを発表しました。この新装版には、シリーズ最初の『死神の精度』が2月5日に、続いて『死神の浮力』が3月5日に登場します。これまでに累計150万部を誇るこの作品、果たしてどのような魅力があるのでしょうか。

物語の魅力

「死神」シリーズは、主人公である死神・千葉が人間の死を判定するというユニークな設定から始まります。千葉の人間味あふれるキャラクターと、死神との奇妙なやり取りがこの物語の大きな魅力。多くのファンを惹きつけ、中でも新装版のカバーはグラフィックデザイナーの小林寛さんが手掛けます。

伊坂幸太郎さんのコメント

新装版刊行に際し、伊坂さんは「リアルな現実から数センチずれているフィクションが好き」と語っています。また、「新しい読者が出会ってくれるならばこれほど嬉しいことはない」と、作品への熱い思いを語りました。

著名人からの応援コメント

新装版の発表に対し、著名な作家や評論家より多くの応援コメントが寄せられました。

- 作家の阿津川辰海さんは、中学生時代に『死神の精度』と出会い、何度も読み返した思い出を語り、今も試聴機の前で死神を探していることを明かしました。
- 結城真一郎さんは、この作品が自身の青春を彩った一冊であり、伊坂さんの文体が持つ力を称賛しました。
- 文芸評論家の三宅香帆さんは、そのセンスと疾走感に改めて憧れを覚えたとのこと。

他にも多くの作家が伊坂さんの作品の魅力や自身の思い出を語り、その影響力の大きさが伺えます。特に、千葉の言葉選びが面白く、思わず笑ってしまうシーンに感情移入する人が多いようです。

プレゼントキャンペーンも実施

発売に合わせて、文春文庫のTwitterアカウント（@bunshunbunko）をフォローし、キャンペーン投稿をリポストすることで、新装版カバーのクリアファイルが当たるプレゼントキャンペーンも実施予定です。第1弾は『死神の精度』のクリアファイルが当たるキャンペーンで、応募期間は2025年2月5日から2月12日までです。

第2弾は『死神の浮力』のクリアファイルが対象で、応募期間は2025年3月5日から3月12日までとなっています。