映画「Vin Japonais」
2021-06-29 10:00:07

日本ワインの魅力を伝える映画「Vin Japonais」の制作が始動

近年、日本産のワインが世界的に評価されるようになってきています。その中心にあるのが、映画「Vin Japonais(ヴァン・ジャポネ)」です。この作品は日本ワインの歴史、文化、さらにはそれに関わる人々の物語を掘り下げるために制作されており、特に日本の主要なワイン産地である山梨、長野、北海道と新潟の魅力を映し出します。

映画のナビゲーターには、フランス人ワインプロフェッショナルのFrédéric Cayuera氏と、著名なフランス人ジャーナリストFlorent Dabadie氏が参加。彼らの視点から、国際的なワイン界における日本ワインの位置付けやその成長過程を明らかにします。

本作の制作背景には、近年の新型コロナウイルス感染症による影響が挙げられます。多くのワイナリーや葡萄農家は、在庫を抱えたり、生産調整を余儀なくされたりと厳しい状況が続いています。また、飲食業界も営業自粛などで経営が困難になっており、これらの問題を解決する一助とするために、映画制作がスタートしました。

映画は全5章から構成されており、各章では日本ワインの背後にある豊富な歴史や文化、さまざまな人たちの声を紹介します。

1. NIHON WINE:日本ワインの歴史と文化に迫ります。
2. The People:日本ワインに関わる多様な人々のインタビューやエピソードを取り上げます。
3. In the World:国際的な舞台で認められる日本ワインの姿を描きます。
4. Ingredients:日本ワインとともに楽しむことのできる、日本の食材についても深く掘り下げます。
5. Future:日本ワインの未来展望に関連する考察を行います。

映画の公開は来春を予定しており、英語と中国語の字幕に対応する予定です。これにより、多くの国の人に日本ワインの魅力を伝えられることを目指しています。また、映画制作の支援者を募るためにクラウドファンディングも行っており、興味のある方には支援者としての参加を呼びかけています。

本作品の制作受託は株式会社CruXで、この企業は日本ワインに特化した卸売業や小売業の他にも、Webメディアの運営やオリジナルのボトルワインの製造を手掛けています。映画制作を通じて、日本の食文化や農業の素晴らしさが再確認され、さらには日本ワインが多くの人々の生活に取り入れられることを期待しています。皆さんもこの映画を通じて、日本ワインの魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社CruX
住所
東京都台東区元浅草2-11-11
電話番号
03-5826-4440

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