CRM PLUS on LINE導入で顧客体験を向上、グロングが成功を収める
株式会社ソーシャルPLUSが開発したShopifyアプリ「CRM PLUS on LINE」は、株式会社Ultimate Lifeが運営する「グロング公式オンラインショップ」において実績を上げています。導入以降、LINE公式アカウントとの連携が進み、ID連携ユーザーの年間LTVが約15%向上する成果が報告されています。この成功事例を通じて、如何にして企業が顧客との関係を強化し、実際の売上に結びつけているのかを見ていきましょう。
1. 導入の背景と課題
グロングは健康づくりを支援するトータルスポーツブランドで、プロテインやサプリメント、トレーニング器具などの製品を展開しています。しかし、他のLINE公式アカウント拡張ツールでは、友だち数に応じた従量課金制が問題となり、友だち数の増加に伴って利用料金も増えてしまいました。
さらには、ID連携フローでの離脱が多く、顧客データを用いた配信が難しく、結果として費用対効果の向上が困難でした。このような背景の中、グロングは「CRM PLUS on LINE」の導入を決定しました。
2. CRM PLUS on LINEがもたらした変化
「CRM PLUS on LINE」の導入によって、ID連携ユーザー数に基づく従量課金制に移行し、従来の課題を解消しました。この変更により新規会員登録の際にLINEログイン機能を導入でき、手間が少なく、ID連携ユーザー数が急増しました。特に、メッセージ配信の自由度が高まったことにより、効果的なマーケティングが実現できています。
具体的な配信例としては、商品ページを閲覧した後にリマインドメッセージを送信したり、トライアルパック購入者へのフォローアップメッセージを送るなど、顧客体験をより豊かにする工夫が盛り込まれています。この結果、グロングのLINE経由での売上と利益は着実に増加しています。
3. 成果と今後の展望
導入に際して、株式会社Ultimate Lifeの清水様は、「CRM PLUS on LINEを活用してID連携とセグメント配信を強化したことで、売上が順調に伸びており、良い意思決定ができています」と振り返ります。特に、ID連携ユーザーの年間LTVの向上が15%に達した点は、導入がもたらす利益の一端を示しています。
グロングは今後も、ポイントプログラムと連携した条件分岐やパーソナライズされたメッセージ配信を進め、顧客のニーズに応じた施策を展開していくことを考えています。これは、顧客との関係をより深め、ブランドの忠誠度を高めるための重要な戦略です。
4. グロングについて
グロングは、プロテインやサプリメント、トレーニング器具などの製品を通じて、健康づくりの包括的サポートを行っています。自社ECサイトやモールで展開し、顧客の挑戦を支えています。公式オンラインショップやフィットネスジム「GronG GYM 24」も運営しており、24時間営業を提供しています。
5. まとめ
CRM PLUS on LINEの導入を通じて、グロングは顧客との接点を強化し、売上と利益の向上を実現しました。今後も進化し続ける顧客体験の中で、グロングがどのようにさらなる成長を遂げるのか、注目です。