オリーブの家の挑戦
2025-08-25 20:19:23

世界シェルター会議に参加するオリーブの家の挑戦と未来への展望

世界シェルター会議に参加するオリーブの家の挑戦



2025年9月、オーストラリア・シドニーで開催される『第5回世界シェルター会議』に、認定NPO法人オリーブの家の理事長・山本礼知が参加することが決定しました。この会議は、世界各国のDV(ドメスティック・バイオレンス)や虐待被害者支援に取り組むシェルターの運営者や支援者が集い、最先端の知見や現状の問題を共有する場です。オリーブの家は、国内で珍しいペット同伴可能な民間シェルターとして、実績を重ねてきましたが、今回の参加は大きな挑戦となります。

山本理事長の熱意


山本理事長は、前理事長である母からバトンを受け取り、仲間と共に活動を進めています。理事長としての自身の抱負を語るシーンでは、「英語力を活かし、海外での交流を通じて日本のシェルターの未来に貢献したい」と強い意志を示しました。特に、日本では公的支援がまだ不十分である現状を踏まえ、民間が提供できる温かい支援のあり方を模索する重要性を訴えています。

オリーブの家の取り組み


オリーブの家は、DV被害者が子どもやペットと共に避難できるシェルターを運営しています。このシェルターは、数多くの女性や親子の命を守るため、避難先としての安心できる環境を提供してきました。特に、DV被害者の約3割が「ペットの存在」を理由に避難をためらうとも言われており、ペット同伴避難の環境整備は急務です。そのため、オリーブの家は「人も大切にしている小さな命を守るシェルター」として、全国から注目を集めています。

SDGsとの関連性


オリーブの家の活動は、持続可能な社会の実現にも寄与しています。特に、以下のSDGs目標に関連しています。
  • - 目標5:ジェンダー平等 - 女性と子どもを暴力から守り、自立支援を推進。
  • - 目標10:不平等の解消 - 支援を受けにくいDV被害者やシングル家庭へのサポート。
  • - 目標16:平和と公正の実現 - 暴力のない社会づくりへの貢献。
  • - 目標3:健康と福祉 - 母子の心身の健康を守るシェルター運営。

今後の展望


今回の世界会議で得られる知見は、日本の地域シェルターにも役立つと考えています。全ての被害者が取り残されないような支援体制を構築していく決意を新たにしています。また、現在オリーブの家では、シェルターの改修のためのクラウドファンディングを実施中です。残り6日となったこのプロジェクトは、多くの温かい寄付をいただく中で目標に迫っています。この活動を通じて、さらなる支援の拡充が期待されます。

クラウドファンディングの詳細は、こちらから確認できます。皆様のご支援を心よりお待ちしています。

お問い合わせ


認定NPO法人オリーブの家 代表理事:山本礼知
所在地:岡山県津山市中島
公式サイト:オリーブの家

このような取り組みを通じて、私たちの未来がより良いものに成長してほしいと願っています。小さな行いが、大きな波となることを信じて。



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会社情報

会社名
特定非営利活動法人オリーブの家
住所
岡山県津山市中島232‐11
電話番号

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