モリカトロン社員が新たな特許を取得
日本初の「エンタメAI」を手掛けるモリカトロン株式会社(本社:東京都新宿区)が、社員の高橋力斗氏によって新たな特許を取得しました。特許番号は第7574992号で、その名称は「キャプション生成プログラム、キャプション生成方法、及びキャプション生成装置」です。これは、動画や画像などのコンテンツを階層的にグループ分けし、それぞれに対して説明文を自動生成するという革新的な仕組みです。
本特許の背景
本特許は、コンテンツの検索をより効率的かつ柔軟に行えるよう設計されています。具体的には、スマートフォンで撮影した写真などを自動でグループ化し、利用者があいまいなワードで検索できるようにするアプリや、グループ化された動画を視覚的に探せるエンタメサービスの実現を目指しています。
利用例
1.
自動写真グループ化アプリ
撮影した写真を自動的にグループ化し、整理の手間を省きます。さらに、利用者は自分では発想できない様々な分け方に驚かされることが期待されます。
2.
エンタメ動画探索サービス
グループ化された動画を地図アプリのようにグラフィカルに探索することで、新しいメディア体験を享受できるプラットフォームの構築を目指しています。
特許の詳細
特許内容
動画や画像を階層的に分けて、それぞれに説明文を自動で生成する仕組みです。
登録日
発明者情報
高橋力斗氏は、2023年に京都大学で修士号を取得し、同年にモリカトロンにAIエンジニアとして入社。彼は生成AIゲームの企画・開発に従事し、プレイヤーの好みに応じたミステリーゲーム『Red Ram』を開発しました。さらに、言語を入力することでその場でダンジョンやアイテム、ストーリーを生成できる冒険ノベルゲーム『言霊の迷宮』を2024年に発表する予定です。
過去の特許と今後の展望
モリカトロンは、これまでに合計で5件の特許を取得しています。これらの特許を活用し、独自のAIツールも展開しています。
詳細は、
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会社概要
モリカトロンは、2017年に設立されたエンタメAIを専門とする企業で、日常生活に「遊び心」を届けることをミッションに掲げています。そして、数々の革新的なAIサービスを通じて、国や地域の枠を超えて多くの人々に楽しい体験を提供しています。
詳細な会社情報や最新の取り組みは、
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