Makeblock JapanがPhotonix展で新たなレーザー機器を披露
2025年11月、幕張メッセで開催される「第25回 Photonix」において、Makeblock Japan株式会社が日本初のお披露目となる2つのレーザー機器を発表します。これらの製品は、製造現場の課題解決に向けた革命的なソリューションを提供し、多くの関心を集めることでしょう。
1200W CNCカッター&レーザー溶接機『xTool MetalFab』
まず注目されるのは、1200WのCNCカッターとレーザー溶接機能を兼ね備えた『xTool MetalFab』です。中小規模の工場や工房が抱える高額な設備投資やスペース確保、技術者不足といった課題に対して、1台でこれらを解決します。
この機器は、溶接、切断、彫刻、洗浄の4つの機能を1台で持ち合わせ、従来必要だった専門機器を一新します。例えば、5mmのステンレス鋼や炭素鋼を高精度に加工できるほどの力を持ちながら、コストとスペースの効率化を実現します。そのため、特に限られたリソースで運営される工場にとって、大幅な経費削減と業務の効率化が可能となります。
また、この『xTool MetalFab』は、先進的な技術を駆使した設計で、8インチの大型タッチスクリーンを備えています。これにより、使用者は材質と板厚を選択するだけで、最適な条件を自動設定できます。未経験者でも、従来ならば数年かかる高品質の溶接技術をわずか半日で習得可能です。
新世代ポータブルレーザー加工機『xTool F2』
次に紹介するのは、新たに登場するポータブルレーザー加工機『xTool F2』です。この機器は、クリエイターが趣味を超えてビジネスとして収益を上げるために設計されたツールです。『xTool F1』の成功を受けて、F2は更なるビジネスチャンスを提供することを目的としています。
特筆すべきは、業界最高クラスのデュアル光源(15Wダイオードレーザーおよび5W赤外線レーザー)を搭載している点です。これにより、木材やアクリルに加え、金属製品への微細彫刻も可能になり、クリエイターが高単価のオリジナル商品を開発しやすくなります。また、彫刻速度は6000mm/sに達し、プロセスの効率性も向上しています。
さらに、内蔵の50MPカメラが加工エリアを正確に表示し、デザイン配置が容易になります。これにより、失敗による材料のロスを大幅に削減し、クリエイティブなアイデアを安心して試すことができます。
出展概要と製品ラインナップ
上記の革新的な製品に加え、Makeblock JapanはPhotonix展で、プロクリエイターに支持される大型CO2レーザーカッターや、より高性能なモデルも一堂に展示します。これにより、訪問者は最新版をその目で確認し、自身に最適な製品を選ぶチャンスが得られます。具体的な出展製品としては、『xTool P3』や『xTool F2 Ultra』、そして人気の『xTool F1』などが並びます。
出展の日程は2025年11月12日から14日まで、幕張メッセで開催されます。業界の最先端を体感し、次世代のものづくりを支えるこれらの機器をぜひご覧ください。また、当日は専門スタッフによる相談も可能です。
企業情報
Makeblock Japan株式会社は、レーザーテクノロジーを活用した製品を提供する企業で、世界中のクリエイターや教育者、スモールビジネスの創造活動を支援しています。詳細な情報は公式サイトやAmazonストアでもご確認いただけます。この機会に、最新の技術を通じて自分のビジネスを次のステージに引き上げるチャンスを逃さないでください。