ナショジオ20周年特集
2014-12-29 15:00:02
ナショナル ジオグラフィック日本版創刊20周年を祝う特別号の魅力とは
ナショナル ジオグラフィック日本版創刊20周年を祝う特別号の魅力とは
2015年は、ナショナル ジオグラフィック日本版にとって特別な年です。創刊から20年間の歩みを振り返る特別号が発行され、人気記事ランキングが発表されました。今回の特集では、この20年間で読者から評価されてきた記事や、特に注目すべき探検家の活動が紹介されています。
読者が選んだ人気記事ランキング
日本版が刊行された1995年からの20年間の中で、236号に掲載された数々の記事の中から、読者の投票によって選ばれた人気記事ランキングが発表されました。自然や野生動物、探検、科学、考古学などのテーマで特集された内容が多く、5年ごとの人気記事をダイジェストで楽しむことができます。
たとえば、1995年の発刊号には「最後の秘境」と称されたアフリカ・コンゴの物語が掲載され、その後の発見や探検に対する関心を喚起しました。また、2000年代には洞窟の神秘的な景色が紹介され、多くの読者を魅了しました。ダーウィンの進化論の背景や、ツタンカーメンにまつわるドキュメンタリーも、読者の心を掴んで離しませんでした。
日本のエクスプローラーに迫る
この特別号では、日本を拠点に活動するエクスプローラーにも焦点が当てられています。探検家の角幡唯介氏は、極夜のフロンティアへ挑む地理的な探検を続けており、その探求心と成果が紹介されています。また、京都大学の准教授である伊勢武史氏は、気候変動と生態系に関する研究をシミュレーションし、未知の生き物を追い求めています。
このような日本人探検家の活動は、国内外での探求の重要性を改めて認識させるものです。現代においても、未知なる世界への探査とその成果は、私たちに多くの刺激を与えます。
ナショジオの歴史を振り返る
ナショナル ジオグラフィックが支援した数々の探検や発見の歴史も紹介されています。たとえば、1912年から1915年にかけて、ハイラム・ビンガムがペルーでマチュピチュを発見し、誌面を通じて世界にその美しさを初めて紹介しました。さらに、南極点の初飛行や、深海の熱水噴出孔の発見など、歴史的な探検のサポートも行ってきました。
特別号の内容
特別号は全118ページのボリュームで、読者にとって価値ある情報が満載です。美しい写真とともに、探求の歴史や未知の世界が描かれ、多くの読者に愛される内容となっています。この号は、地球の自然や文化への理解をさらに深める機会を提供してくれます。
これからのナショナル ジオグラフィック日本版
最後に、ナショナル ジオグラフィック日本版は今後も読者の知的好奇心を刺激し続けるでしょう。DVDや書籍、アプリなど、さまざまなメディアを通じて、新しい情報と発見を提供し、未来の世代にもその魅力を伝えていきます。全世界で愛されているナショナル ジオグラフィックの精神を引き継ぎ、さらなる探求が続くことを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
日経ナショナル ジオグラフィック社
- 住所
- 東京都港区白金1-17-3
- 電話番号
-
03-6811-8508