新たに登場したIoT電力センサユニット
株式会社SIRCが、主力商品である「IoT電力センサユニット」に新たなラインナップを加えることを発表しました。最新の高速モデル「IoT電力センサユニット TypeR/TypeC」が市場に投入され、より多様な設置環境に対応できる仕様となっています。
ラインナップの概要
新しいモデルでは、TypeR(RS232C通信)とTypeC(パルス出力)それぞれに、センサヘッドの内径にバリエーションを追加。これにより、合計6つの機種がラインナップに加わり、合計8機種の高速モデルが利用可能になります。今回のラインナップ拡充により、取り付け可能な電線範囲も広がり、最小5.5sqから最大325sqまでの電線には手間をかけずに接続できるようになります。これにより、広範な設備において、わずか0.2秒間隔で細かな電力計測を行うことが可能です。
特徴と利点
「IoT電力センサユニット TypeR/TypeC」の特長としては、取り付け作業が簡単で、迅速な接続ができる点が挙げられます。特にTypeRはPLCとの接続が可能で、既存のデータ収集システムとの統合が容易です。この接続により、高速データ取得が実現し、これまで捕らえられなかった異常値の検出も可能になります。
TypeCモデルは、リアルタイムデータと蓄積された電力量を同時に集計できるため、各製品の製造工程で使用した電力量を精確に算出できます。この機能は、カーボンフットプリントを管理するだけでなく、製品の品質改善や設備の劣化診断にも役立つことから、予知保全にも貢献します。
DXソリューションの強化
SIRCが展開するDXソリューションも注目のポイントです。今回の製品を活用することで、よりスマートな省エネルギー社会の実現に向けた具体的な取り組みが進められる予定です。これは、企業がコスト削減を図りながらも環境に配慮した経営を実践するための強力なサポートとなるでしょう。
まとめ
株式会社SIRCによる新しい「IoT電力センサユニット TypeR/TypeC」は、今後の省エネやDXの実現に向けた重要なツールとなることが期待されています。用途に応じた柔軟な対応が可能なこの新モデルは、企業の生産性向上や効率的なエネルギー管理に寄与することでしょう。今後の展開に目が離せません。
会社情報
- - 会社名: 株式会社SIRC(サーク)
- - 所在地: 大阪市中央区久太郎町2-5-31 関電不動産船場ビル9F
- - 代表者: 代表取締役CEO 髙橋真理子
- - 事業内容: SIRCデバイスを活用した製品開発・販売、省エネルギーソリューションの提供、研究開発事業
- - 設立: 2015年2月
- - WEB: sirc.co.jp