日本特産品促進協会設立、国内外市場での展開を支援

日本特産品促進協会の設立

一般社団法人日本特産品促進協会（JASPO）が新たに設立され、日本の地域特産品の発掘と開発、国内外市場への展開を支援することを目的としています。特に、特産品を地域の魅力として発信し、商業化につなげることを目指しています。

JASPOの設立にあたり、これまで地域特産品の価値を引き出し、広めるためのさまざまな活動が行われてきました。具体的には、商品の開発支援やPRコンテンツの制作、販売支援を通して、特産品を世界に知らしめることが期待されます。特に海外市場への展開については、日本の味や文化を取り入れた商品を通じて、国際的なブランドイメージの構築を図ります。

JASPOの主な事業内容

1. 地域特産品の商品開発支援
地域の特産品をもとに、独自の新商品を開発し、マーケットに適応させます。

2. 地域特産品のPRコンテンツ製作支援
魅力的なストーリーやビジュアルを通じて特産品を効果的にアピールします。

3. 地域特産品の国内販売支援
地元市場での販路を確保し、地域の生産者を応援します。

4. 地域特産品の海外輸出支援
日本の特産品を国際的に流通させるための支援を行います。

5. セミナー及び研究会等の開催
地域資源を活用したセミナーやワークショップを通じて、地域振興の啓蒙を図ります。

6. ASEAN地域等の海外情報発信
特にASEAN市場に向けた情報発信を進め、日本商品を広めるための活動を行います。

第1回セミナーの実施

JASPOは設立を記念して、活動の一環として「JASPO 2015海外戦略・地方振興セミナー」を開催します。2023年1月21日に行われるこのセミナーでは、国内の農業高校の取り組みやASEAN地域での日本商品販売の実績を紹介し、地方振興に資する戦略を考える機会となります。
参加料は税抜5,000円で、各界の専門家が集まり情報交換も行います。

今後の展望

JASPOは地域特産品を通じて日本の文化を世界に発信し、地域経済の活性化を目指すことに視力を注いでいます。各地域の特色を生かした商品作りを進めることで、地域振興と日本ブランドの向上を同時に狙っています。特産品が国際的なシーンで評価される日も近いかもしれません。

このような国際的な市場における競争力を高める取り組みに対して、私たちも注目し、地域特産品が持つポテンシャルを最大限に引き出すことが求められています。